コロナ禍での自転車・バイク通勤は要注意! 医療逼迫で高まる交通事故リスクとは
東京都で新たに新型コロナウイルスに感染した人の数が、2021年1月7日時点で2447人確認されたことが報じられました。新規感染者数が連日増加傾向のなか、公共交通機関を避けて自転車やバイクで通勤する人も多く見かけます。しかし、新型コロナ禍だからこそ気をつけたい自転車・バイク移動のリスクもあるというのですが、いったいどんなことが懸念されるのでしょうか。
新型コロナ禍において自転車・バイク移動で発生するリスクとは
東京都における1日あたりの新型コロナ感染者数が2447人となった。一定数の重症者を出すだろうから、そろそろ病院はオーバーフローしてしまうことだろう。
遠からず中国や欧米のように廊下やロビーにベッドを置くような事態になる可能性さえ出てきた。こうなると新型コロナ以外で救急搬送される人の対応も難しくなると思っていい。

一方、新型コロナ感染予防のため、自転車やバイクで通勤する人が増えてきた。
成田空港から都内に向かう交通手段はすべてガラガラ。それでも帰国者を乗車禁止措置としているのを見ても、予想出来る通り感染の危険性大。
これだけ市中感染者が増えると、通勤時の混雑した電車やバスだって不安。乗りたくないという気持ちはよく理解出来る。
けれど、自転車やバイクでの通勤にはリスクが伴う。そもそも交通手段でもっとも死亡事故率が高いのはバイク。どんな統計を見てもダントツです。死亡事故者数と重篤なケガは比例するため、救急医療のニーズが大きい。
絶対的な交通事故や事故死者数が減少傾向のなか、自転車の事故もむしろ増えている。自転車についていえば警察や救急搬送されないケースもあると思う。
誰でも自転車で転んだ経験を持っているだろう。自転車でケガをした場合、警察や消防を通さず医者にいけば自転車事故としてカウントされない。顕在化されない事故を含めると自転車がもっとも事故率が高いといわれるほど。
もちろん単純な骨折や、普通の病院で対応出来る程度のケガなら、新型コロナ禍のいまでも大きな問題は無いだろう。けれど緊急手術が必要となる重篤な事故に遭った場合、いまや大きな病院は対応出来ない状況になりつつあります。
普通なら救急搬送され事なきを得るような事故も、受け入れ病院が見つからず死亡に至ることも出てくるかもしれません。











