今年は快晴?またも大荒れ? 2021年の自動車メーカー天気予報

三菱、スズキ、ダイハツはどうなる?

【三菱自動車:×大雨から回復傾向か】

 2020年はどんな評価基準を持ってしたって大雨だった。2021年を見てもすぐには厚い雨雲から抜け出せそうに無い。

 そんな中、唯一の希望が新しい社長の舵取り。希望を見せてくれたらかなり活気づくだろう。ただし早いタイミングで手を打たないと、天候不良による洪水や凶作に見舞われる可能性も大。

三菱 新型「エクリプスクロスPHEV」
三菱 新型「エクリプスクロスPHEV」

【スズキ&ダイハツ:△大型台風接近】

 2021年についていえば軽自動車が急に厳しくなるようなこともないだろう。日本の軽自動車市場、極めて安定している。

 ただカーボンフリーや電気自動車への代替を考えたら足元は極めて不安定。中国の小型格安電気自動車が上陸してくれば、想像以上の被害を出すかもしれません。

※ ※ ※ ※

 以上。2021年は今まで以上に元気なメーカーと元気を失うメーカーの差が明確になっていくと思う。

 なかでも早めの大変革を必要しているのがマツダ。少なくとも2021年は売れそうなモデルが出てこない。ホンダも国内販売についていえば低空飛行。今年登場予定の新型ヴェゼルの売れ行きがフィットのように伸び悩むといよいよ厳しいんじゃなかろうか。

【画像】2020年各社から登場した新型モデルたちをチェック!(13枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

Writer: 国沢光宏

Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

4件のコメント

  1. 自分もTOYOTA乗りですが気が晴れた車はオーパと二代目マジェスタのBタイプと二代目セルシオA仕様だけですね。
    TOYOTAで当たった車と言うよりTOYOTA内の開発チームの調合の良さですかね、絶賛されてるUCF10系は私はそこまで良い車とは感じませんでした。天気が悪けりゃ雨だろう?天気が良ければ晴れだろう?🎵TOYOTAに乗ってる人が晴れた気分で乗ってるかは?分かりません。

  2. 表向きの事象でしか見れていない予報で、
    素人でも出来るような曖昧な予報だよね
    評論家じゃなくても出来るし
    当人の選り好みや持論に隔たってるよ
    こんなの書いてどうするの?
    経済ジャーナリストの企業予測としてならともかく
    自動車評論家がとやかく書くようなネタでも無いし
    ネタとして内容が薄いね。

    マツダはとっくに変革を進め闇雲に数売る事をやめて
    価値観の向上を上げる取り組みをしている。
    経理上は安泰とは言えないしまだまだこれからな点も多いが、
    先を見据えてのビジョンはしっかり持ってるから
    私はそんなに心配しないけど、
    国内事情で言えばホンダの4輪事業の方がより心配だよな、
    輸出低調でモデル末期だからシビックセダンらの国内生産販売もやめ
    安くて人気があるとはいえ利率の少ない軽自動車ばかり売ってるうちに
    海外から取り残されて国内生産撤退してしまわないかとさえ危惧する。
    日産もお家騒動がひと段落したものの
    相変わらず大げさな大風呂敷広げるが、
    まだ建て直しはこれからでそこの改善が表に見えてこない状態で
    足元がおぼつかない。

    この一年だけでは大きな変動はないかも知れないが、
    ホンダや日産の方が先行きの見通しは心配です。

    • あと、心配なのがスバルだな、
      新型レヴォーグは好調のようで今年の業績はまだ大丈夫かも知れないが、
      とにかくも電動化や燃費向上を組み入れたパワーユニットの次世代化を急がないと
      2030年代には生き残りの瀬戸際に立たされるだろう、
      トヨタとの共同開発のEVプラットフォーム頼みだけではなく
      早急に次の一手に踏み出さないとね。

    • 仰る通りですね、マツダの構造は良いかもしれません。今は衝突安全規準も厳しく車種も増える一方、骨格の取り回しからして横置きエンジン、ミッションのFFに車内の広さのメリットは無くなりつつありますね。
      スバルに関しては以前にボクサーディーゼルなるものが海外にはありましたが規制適合を断念した経緯は配管の取り回しなどが主な理由でしょうが、私は水平対向左右何れかの剛性不足?なんて思ったりもしてます。
      又は低重心を売りにするばかりに自ら排ガス浄化装置の取り回しに首を絞めたと言うか?
      昔のレオーネやスバル1000はエンジン真上にスペアタイヤを配置してボンネットを開けるとスペアタイヤと御対面でした。故にスバル自体が水平対向を低重心と思ってない証だと私は診てます。
      マツダのようにエンジンを縦に搭載して後輪を駆動する一見昔の考えはハイブリッドのような多大な電装品を含む車やDPRなどの浄化装置、又は尿素などの補助装置の配置に特に有利だと思います。
      メルセデスがSグラスに直6を復活させたのはその辺りの都合ではないでしょうかね。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー