日産の「“スゴい”スカイライン」が大復活!? 鮮烈「赤×黒2トーン」にオジサン世代も感涙! ド迫力「カクカクデザイン」&大型スポイラーもカッコいい日産自動車大学校の「Re30 スカイラインシルエット」カスタムカーとは

「東京オートサロン2026」に展示された自動車整備専門学校「日産自動車大学校」製作のカスタムカーで大きな注目を集めていた一台が、1980年代に活躍した「スカイラインスーパーシルエット」を再現した「Re30 スカイラインシルエット」です。どのようなクルマなのでしょうか。

日本中を熱狂させた「スーパーシルエット」におじさん世代は大熱狂!

 日産自動車は栃木・横浜・愛知・京都・愛媛に自動車整備専門学校の「日産自動車大学校」を設け、未来の整備士を育成しています。

 同校では毎年、カスタムカーイベント「東京オートサロン」に学生が作り上げたカスタムカーを展示しています。

 今回、2026年1月9日から11日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「東京オートサロン2026」でも、日産愛知自動車大学校から1台、日産京都自動車大学校から2台を展示しています。

 しかも車両は日産のブース脇に置かれており、日産との深い関係性を感じさせました。

 3台とも、当時を知る人には懐かしく、若い世代には新鮮に感じるテイストでまとめられていましたが、なかでも日産京都自動車大学校が製作した「Re30 スカイラインシルエット」は、特に50歳から60歳台の世代にはドンピシャで刺さったのではないでしょうか。

というのも、このカスタムカーは1980年代前半にクルマ好きを熱狂させた「スーパーシルエット」の姿を、当時活躍したスカイライン(6代目・R30型)で復活させたものだからです。

大復活した「“スゴい”スカイライン」とは
大復活した「“スゴい”スカイライン」とは

 スーパーシルエットとは、市販車の姿を残しつつ大きなフェンダーやエアロパーツを装着した「特殊プロダクションカー」、いわゆる「シルエットフォーミュラ」の異名。

 世界では1976年からカテゴライズが始まり、ポルシェ「935」、BMW「3.5CSL」、フォード「カプリ」などの活躍が有名です。

 日本におけるシルエットフォーミュラは、1979年に「富士スーパーシルエットシリーズ」としてスタート。

 シリーズは盛り上がりを見せ、1980年に日産は「シルビアターボ/ガゼールターボ」(S110型)を投入。そして1982年には、「スカイライン」(R30型)のスーパーシルエットが参戦し、シルビアターボ、「ブルーバードターボ」(910型)とともに「日産ターボ軍団」がサーキットを暴れまわりました。

 スカイラインのサーキット復活は実に10年ぶり。高性能モデル「RS」のイメージを高める役目もあり、マシンはRSのボディカラーである赤と黒の2トーンを採用していました。

 大迫力のマシンのサイドマフラーから火を吹きながら走る姿は荒々しく、今なお語り草となっています。

 そのアツさからレースは大人気を博し、日産のワークスチームである「ニスモ」(NISMO。旧:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル、現:日産モータースポーツ&カスタマイズ ニスモ事業所)が設立される原動力ともなりました。

 Re30 スカイラインシルエットのコンセプトは「あの時の衝撃を再び」。

 張り出した四角いオーバーフェンダー、フロントバンパー下の大きく突き出した「出っ歯」のエアダム、ボンネットの開口線に合わせて立つエアスプリット、トランクに高々と生えるリアスポイラー、そして赤黒のカラーリングはまさに「スカイライン スーパーシルエット」を再現。その衝撃的な姿は、まさにコンセプト通りです。

 15インチサイズのホイールはワーク製をチョイス。フロント9J・リア10Jという極太サイズの「深リム」も、当時感を漂わせています。

 ベース車は当時のスーパーシルエットが2ドアクーペだったのと異なり4ドアセダン、かつ4気筒DOHCエンジン「FJ20」型を積む「RS」(DR30型)ではなく、おとなしい直6 SOHCエンジンの「L20E」を載せる「GT」(HR30型)という違いはあるものの、同じR30型というのは大きなポイントです。

 2ドアのスーパーシルエットでは問題にならないリアフェンダーですが、4ドアでもエアスクープ直後に軽い段差を設けた造形をキッチリ再現。ドアノブまで移植されており、乗降も可能とされています。後付けフェンダーとボディの接合も滑らかで、技術力の高さがうかがえます。

 リアに回り込むと、ボディ下部にはディフューザー風の処理が施されているほか、テールライトが拡大された幅いっぱいに移植されているスーパーシルエットの特徴をしっかり再現。それでいてトランクリッドの開閉も可能で、実用性を損なっていません。

 このように外装は派手ですが、インテリアはほぼノーマルのままレストアというギャップも面白いポイントでしょう。

 製作を担当した同校の自動車整備・カーボディマスター科の学生スタッフに話を聞いてみたところ、苦労した点はやはり全体の造形とのこと。そして製作期間はわずか52日(2.5ヶ月!)というのですから驚きです。

※ ※ ※

 当時を知る世代が今見ても「(いい意味で)荒削りでむちゃくちゃな時代だなあ」という感想は、現役の学生世代でも感じたそう。

 それこそがRe30 スカイラインシルエットが生まれたきっかけとなったようです。

 人に衝撃を与えるクルマは、時代を超えて輝き続けるのだ、と改めて感じさせてくれるカスタムカーといえます。

【画像】超カッコいい! これが日産の「“スゴい”スカイライン」です! 画像で見る(30枚以上)

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