大人気!? 売れる軽自動車が刷新? ホンダ「N-BOX」マイチェンの反響は?
日本一売れているクルマといえばホンダの軽自動車「N-BOX」。軽自動車市場では5年連続、登録車も含めると3年連続で日本一売れています。そんなN-BOXは2020年12月25日にマイナーチェンジされましたが、ユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。
N-BOX、発売後の反響はどう?
2020年12月25日に、マイナーチェンジをおこなったホンダ「N-BOX」が発売されました。
内外装ともにデザイン変更が加えられるなど、いくつか変更点がありましたが、ユーザーからどのように評価されているのでしょうか。
N-BOXは、2011年に初代が登場し、翌年の2012年には21万1156台という販売台数を記録。2013年には23万4994台を売り上げ、軽自動車販売台数にて1位に躍り出ます。
その後2015年から2019年の間では、軽自動車市場において5年連続で1位を獲得しており、その地位を不動のものにしました。
2017年に2代目モデルへとフルモデルチェンジ。その2017年から2019年にいたっては、先代モデルと2代目モデルを合算した形で登録車を含めた販売台数で3年連続1位になっています。
そんなホンダの主力モデルとなるN-BOXですが、今回のマイナーチェンジに対して、ユーザーからの反響はどうなのでしょうか
変更のあったエクステリアデザインについては、「グリルの変更は乗っている人でも気づかなかった」という声があるように、大きな変更ではないため、オーナーでも気づきにくい部分のようです。
カスタム仕様となる「N-BOX Custom」のデザインについては、「前より大人っぽくなって良いかも」、「迫力は新型のほうがあるので、最初からこれを出して欲しかった」と概ね好評のようです。
新たに追加されたコーディネートスタイルについては、2代目モデルのマイナーチェンジ前を購入したユーザーからは「もっと早く選択肢に欲しかった」という声もありました。
価格については大きな変更はなく、装備についても新たに追加された装備があるわけではありません。
しかし、現行の2代目モデル(初期型)からマイナーチェンジ後のモデルに乗り換えようとした、下取りを含めた見積もりを取った人が、35万円増だったという声もあり、N-BOXのリセールバリューの高さがうかがえます。
また、既存のN-BOXユーザーからは「アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速に対応する?」と期待されていましたが、今回のマイナーチェンジでは、全車速ACCと電動パーキングブレーキの採用は見送られています。
これについて、ユーザーからは「対応速度が120km/hになるなら、下も0km/hにしてほしかった」「N-WGNなどでゼロキロから対応しているから、人気のN-BOXにも期待してました」という声がありました。
ホンダは、「今回のマイナーチェンジでは、全車速ACCや電動パーキングブレーキの採用までは出来ませんでしたが、需要があることは認識しているため、どのように採用できるかを検討しています」と説明しています。
そのほか、ユーザーの反響について、ホンダの販売店スタッフはこのように話します。
「大きな変化があったわけではないので、フルモデルチェンジのときのようなインパクトはなく、マイナーチェンジモデルのお問い合わせは、その違いについて聞かれることが多いです。
N-BOXを検討されているお客さまが来られた際は、新たに追加されたコーディネートスタイルについて良いお声をいただきます。
N-BOXは人気が高いため、新たなコーディネートスタイルを選ぶことで、ほかのユーザーとの差別化できる点が良いという声もいただきます」
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今回のN-BOXは、あくまでマイナーチェンジということで、性能・機能などの変更はあまりなかったものの、ユーザーが求める高い「質」を高めた内容が多かったようです。
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