車でホントに入って大丈夫? 市が管理する土管のようなトンネルとは

本当に掛川市管理なの? その真相は・・・

 では、このトンネルは、本当に掛川市が管理している道路なのでしょうか。

Googleナビで案内された土管のようなトンネル(画像提供:ゆるるるー@kkloqueさん)
Googleナビで案内された土管のようなトンネル(画像提供:ゆるるるー@kkloqueさん)

 実際に、掛川市に問い合わせてみました。

――この写真のトンネルは、道路なのでしょうか。

 はい。岩谷隧道という名前の道路扱いになります。

――掛川市の注意喚起の看板が立っていますが、トンネルは市が管理しているのでしょうか。

 はい。市道認定しているため、管理は掛川市です。

――どういった用途で作られたトンネルなのでしょうか。

 用途としては、近隣住民の生活道路です。

――安全性に問題はないのでしょうか。
 
 市道の認定をしているため、定期的な点検をおこなっています。

――土管のような舗装がトンネルの途中で終わっているのはなぜですか。

 鋼製素材で隧道を補強しています。隧道建設当時、隧道全体を土管にする必要がないと判断したためだと考えられます。

――かなり狭そうですが、事故などはおきていないのでしょうか。

 現時点では、事故等の報告はございません。

――道路として、舗装される予定はありますか。

 舗装する予定はありません。

※ ※ ※

 市の記録によると、この岩谷隧道は、全長64m、幅1.6m、高さ2mです。ジムニーが軽自動車規格であることを考慮しても、 ギリギリのサイズと考えられます。 

 そんなゆるるるー@kkloqueさんが投稿したGoogleナビで案内された土管のようなトンネルは、れっきとした掛川市が管理する市道でした。

【画像】本当に通れるの?「Googleナビで案内された土管のようなトンネル」を見る(6枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー