何がスゴい? トヨタ、進化した「e-Palette」公開! 2021年オリンピックで実走行へ

未来のモビリティサービスを実現するAutono-MaaS専用EV「e-Palette」の実用化に向け、トヨタはそのサービス提供を支える運行管理システムを公開しました。

話題の「Woven City」でもe-Paletteを展開!

 e-TAPは、TPSにおける“自働化”の考え方に基づき、「目で見る管理」を導入しました。

 これは、車両やスタッフの「異常の見える化」により、車両を一人一台常時監視するのではなく、一人で複数台管理をすることができるため、限られたスタッフでの運行を可能にします。

 搭乗員、保守員など、運行に必要なスタッフに対し、自動的に作業指示をおこない、遅れ/進みなどのタスク管理を実現することで、メンテナンスのリードタイムを短くでき、限られたスタッフでも高品質なサービスを提供することが可能です。

「人が移動するのではなく、モノやサービスが来る」という新しいモビリティを具現化したe-Palette店舗
「人が移動するのではなく、モノやサービスが来る」という新しいモビリティを具現化したe-Palette店舗

 また、静岡県裾野市に設置される実証都市「コネクティッド・シティ」の「Woven City」では、人を中心に据え自動運転、MaaS、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証する実証都市であり、e-Paletteはそこでの運行を計画しているようです。

 トヨタは、今後の展開について、次のように説明しています。

「人々が生活を送るリアルな環境のもとで走らせることでさまざまな学びを得ながら、お客さまにより安全・安心・快適なサービスを提供できるよう、進化を続けていきます。

 また今後、パートナーの皆様に支援を頂きながら、2020年代前半の複数のエリア・地域での商用化を目指していきます」

【画像】これがトヨタの描く未来? 走る!e-Paletteを見る!(41枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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