軽じゃないのにかなり小さい!? 全長4mを切るコンパクトSUV5選
個性が光る4m弱の輸入車クロスオーバーモデル
●フィアット「パンダ クロス 4×4」
輸入車においてもコンパクトSUVが増えていますが、4mを切るモデルは少ないようです。
なかでもフィアットが2020年10月24日に発売した「パンダ クロス 4×4」は、コンパクトながら広い室内を持つ「パンダ」をクロスオーバーSUVに仕立てた限定車です。
ボディサイズは全長3705mm×全幅1665mm×全高1630mmと非常にコンパクト。それでも5人が乗れる、広い室内を確保しました。
外観は、樹脂パーツを多用した専用フロントフェイスをはじめ、フロントフォグランプ、スキッドプレート風デザインを取り入れた前後バンパー、シルバー仕上げのルーフレールなど、SUVらしいタフな雰囲気が強められています。
また、ボディカラーには明るいパステルイエローを採用し、アクティブなシーンにもよく似合います。
内装はブラックを基調とし、随所にブラウンをあしらったシックなデザイン。「CROSS」ロゴ入りの専用ファブリックシートや前席シートヒーター、ドライブモードセレクター、フルオートエアコンが特別装備され、長距離ドライブも楽しく快適に過ごすことができます。
パワートレインは、85馬力を発生する875cc直列2気筒を搭載。6速MTと四輪駆動システムにより、本格オフロードの走破性を実現しました。
限定150台という特別モデルですが、パンダらしい遊び心が1台に凝縮されたコンパクトクロスオーバーSUVです。
●VW「クロスup!」
フォルクスワーゲンの最小モデル「up!(アップ)」。通常モデルとは別に、「〇〇up!」というさまざまな派生モデルをリリースしていますが、SUVルックに仕立てたクロスオーバーモデルが「クロスup!」です。
特別モデルとして設定されたクロスup!は、2017年、2018年、2019年に日本へ数量限定で導入されています。
ボディサイズは、全長3625mm×全幅1650mm×全高1520mmと、標準モデルよりも全長は+15mm、全高は+25mm拡大していますが、かなりコンパクト。
専用フロントバンパ/リアバンパーに加え、専用シルバールーフレール、樹脂パーツに加え、16インチタイヤを装着するなど、SUVらしいアクティブな印象としました。
内装はブラックで統一したスポーティなデザインですが、2019年に500台限定で登場したモデルは、若者を中心に人気が高い「beats sound system」を標準装備。
このサウンドシステムは、300W/8チャンネルのパワーアンプにデジタルプロセッサーを搭載し、6個のスピーカーとサブウーハーの合計7個のハイエンドスピーカーを車両全体にレイアウトすることで、力強い低音から澄み渡る高音まで車内で楽しむことができます。
パワートレインは、1リッター直列3気筒エンジンと5速ASGを組み合わせました。
また、後退時に役立つ駐車支援システムを標準装備し、駐車時の安全性を大幅に高めるとともに、インフォテイメントシステムやフルオートエアコン、シートヒーター、クルーズコントロールなどの快適装備も装備しています。
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小さなクルマは小回りが利いて日本の狭い道でも運転しやすいことから、近年人気が高まっています。
またSUVも売れ筋のひとつで、それぞれの良いところを掛け合わせたコンパクトSUVは、いまもっとも勢いがあるジャンルだといえるでしょう。
ジムニーシエラで「1.5リッターターボエンジンを搭載していることです。」とありますがジムニーシエラはターボ無しです。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
ターボエンジンを搭載している4メートル以外のスズキのSUVだと、クロスビーだと思う。