生誕50周年! 爆売れ中のスズキ「ジムニー」が辿った半世紀の軌跡とは?
2020年はスズキ「ジムニー」生誕50周年となる節目の年です。これまで、ジムニーはどのような進化を遂げてきたのでしょうか。
2020年に生誕50周年イヤーを迎えたスズキ「ジムニー」
2020年に発売から50周年を迎えたスズキ「ジムニー」。本格4WD車として知られる同車ですが、これまでどのような歴史を積み重ねてきたのでしょうか。
ジムニーの初代モデルが登場したのは1970年。開発されたきっかけは、スズキがホープ自動車から「ホープスター ON型4WD」の製造権を買い取ったことでした。
トヨタ「ランドクルーザー」のような大きなボディを持つ4WD車に対し、狭い林道もスイスイ走れるジムニーは早くも独自のキャラクターを確立。登録車枠の「ジムニー8」も開発され、海外市場へも参入しました。
1981年には2代目モデルが登場。リアシートは前向きに改められたほか、外観は直線基調のデザインを採用するなど、現行モデル(4代目)にも通ずる要素が感じられます。
1990年には軽自動車の規格の拡大にあわせ、エンジン排気量が現在と同じ660ccとなったほか、ジムニー初のAT車が設定されたのもこの2代目モデルです。
ジムニーは1998年に3回目のフルモデルチェンジをします。外観は丸みを持ったデザインに変更されたほか、幌モデルやバンモデルを廃止。また室内の拡大により、居住性が向上しました。
2代目モデルから設定された登録車枠の「ジムニーシエラ」も継続して設定されています。
そして、発売50周年が迫った2018年にジムニーはジムニーシエラとともにフルモデルチェンジ。
内外装ともに「機能に徹した飾らない潔さ」というコンセプトでデザインを刷新したほか、厚手の手袋を着用しても操作が可能なスイッチ類を採用するなど、さまざまな状況を想定した設計がなされています。
国内外で高い評価を受けており、スズキとして初となる2018年度グッドデザイン賞金賞も受賞しました。発売当初注文が殺到し、いまなお納期が長い状況だといいます。
それではここでクイズです。
フルモデルチェンジを受けた4代目ジムニーに関する次の記述のなかで、適切でないものはどれでしょうか。
【1】ラダーフレーム構造を採用する
【2】電子制御式フルタイム4WDシステムを採用する
【3】予防安全技術「スズキセーフティサポート」を設定する
【4】5速MTと4速ATを搭載する
※ ※ ※
正解は【2】の「電子制御式フルタイム4WDシステムを採用する」です。
4代目ジムニーは、初代から継承されるラダーフレームを採用。
電子制御式フルタイム4WDシステムではなく、シンプルな構造によって高い信頼性を確保できるパートタイム4WDを搭載しています。
そして、近年注目度が高まっている予防安全装備については「スズキセーフティサポート」を搭載しました。
トランスミッションは5速MTと4速ATで、全車660ccターボエンジンを搭載しています(ジムニーシエラは1.5リッター自然吸気エンジンを搭載)。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
<
何が爆売れだ?スズキ正規以外の代理店が買い貯めしてるだけじゃないかよ!
スズキもれっきとした引き当てユーザー名義ない代理店に何時までも譲渡するから納期一年になるんだよ、国土交通省も譲渡証の基準改正しろよ!