プジョーブランド初受賞! 輸入車No.1に選ばれたプジョー新型「208」ってどんなクルマ?
60名のCOTY選考委員は208のどこを評価したのか
そんな新型208/e-208ではあるが、日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、いったいどのような部分が評価されたのだろうか。
公式サイトにある受賞理由には「クラスを超えた上質な乗り心地と、ドライバーの意のままにライントレースするハンドリングが秀逸」「フランス車らしい内外装の高いデザイン性と精緻な作り込みも魅力」「発進時から豊かなトルクを発揮しガソリン車同様のフットワークを持ちながら、400万円を切る車両価格のEVモデルを選べる」とある。
つまり、走りが良く、デザインが良く、手ごろな価格のEVであるという点が評価されたようだ。
ちなみに、60名からなる選考委員のうち、プジョー208/e-208に満点の投票が4名。1点から7点の何かしらかの点数を与えたのが36名。つまり、60名中40名が208/e-208に点を投じたことになる。
幅広い選考委員から点を獲得できるたのは、それだけ実力が高いことの証明となるだろう。総合では、1位「レヴォーグ」(437点)、2位「フィット」(320点)、3位「ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス」(300点)に次いで、「208/e-208」(141点)が4位となった。5位の「ディフェンダー」(105点)の36点の差は、それなりに大きなものといえるだろう。
デザイン、走り、EVの存在。まさに208/e-208ならではの特徴が評価されたのだ。
1999年から導入された3世代前のコンパクトカー「206」は、日本で大ヒットを記録した。
206の登場後のプジョーの日本での年間販売は、1万台を超えるようになる。2003年は1万5330台の販売を記録。これは、いまなお抜かれていないプジョーの過去最高の記録だ。
新型208/e-208には、それを超えるヒットを期待したい。2019年は、208がなくとも年間1万626台を記録。さらに2020年は、コロナ禍でも10月からは前年比プラスで推移している。まさに好調だ。
この調子でいけば、2021年に過去最高を更新できる可能性は高い。2021年のプジョーの販売には要注目だ。
プジョーとフォルクスワーゲンみてると日本車なんて眼中に無い自由さが見えてくるよ
ライバルは他社じゃなくて買ってくれる各々のお客さんなんだろうね。
受賞おめでとうございます