ノビテックがマクラーレン「620R」をチューニング!! 711馬力の実力とは?

スーパーカーのチューニングで定評あるノビテックが、マクラーレン「620R」を手掛けた。711psもアップさせたチューニングのテクニックを解説する。

レーシングモデル「570S GT」のストリートバージョン「620R」をチューニング

 フェラーリの少量生産車「イーコナ」シリーズのファーストモデルとなる「モンツァSP1」をベースに新作を生み出し、世界中のカーマニアを驚かせたノビテック。

 そのノビテックが、今回はマクラーレン「620R」で自らのテクニックを披露してみせた。

リアミッドに搭載されるエンジンは、ツインターボのシステムとECU、そして軽量なインコネル製のエグゾーストシステム等々を一新することで、実に711psの最高出力と710Nmの最大トルクを発生
リアミッドに搭載されるエンジンは、ツインターボのシステムとECU、そして軽量なインコネル製のエグゾーストシステム等々を一新することで、実に711psの最高出力と710Nmの最大トルクを発生

 そもそもマクラーレン620Rは、2017年にデビューしたレースモデルの「570S GT」をベースとして、オンロード走行を可能にした極めて魅力的なモデルである。

 2019年の発表時には、マクラーレン・オートモーティブ社のCEOであるマイク・フルーウィットは、このサーキットとオンロードのいずれにおいても同じ性能を楽しむことができるモデルの誕生に最大限の賛辞の言葉を贈っていた。

 実際の620Rのデリバリーは2020年からスタートし、225台限定ということもあって、スポーツカー・ファンの間では大きな話題となり、また夢の1台となった。

 シングルピースのカーボンモノコック「モノセルII」を採用したことで、車重はわずか1282kgに抑えられた。その一方で、吸気制限などのレースレギュレーションによって570psにまで制限されていたリアミッドに搭載される3.8リッターV型8気筒ツインターボエンジンは、さらにECUとターボチャージャーを改良することで620psの最高出力を得ることに成功した。トランスミッションはSSG(シームレス・シフト・ギアボックス)と呼ばれる7速DCTが搭載されている。

【画像】ノビテック・マジックがかけられたマクラーレン「620R」とは(10枚)

買って終わりじゃない!購入後も進化する最新トヨタ

画像ギャラリー

1 2 3

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー