ノビテックがマクラーレン「620R」をチューニング!! 711馬力の実力とは?

見た目控えめ、中身が凄いノビテックの620Rとは

 マクラーレン620Rをベースに、ノビテックがまずモディファイの手を施したのはエクステリアの造形だった。もちろんそれはオプティカルな遊びではなく、エアロダイナミクスをさらに向上させるための策である。

オリジナルのよさを活かしたモディファイは、ノビテックが得意としているところだ
オリジナルのよさを活かしたモディファイは、ノビテックが得意としているところだ

 もっとも特徴的なのは、ルーフ上に備わるエアインテークとその後方に位置する左右一対のエアインテークからなるルーフまわりのフィニッシュで、これによってリアのエンジンルームにはより新鮮なエアが導入される仕組みだ。

 ボディパネルはすべて軽量なCFRP製となる。

 フロントまわりでの変化は少ないが、左右のカナードはやや大型化され、フェンダー上にはエアアウトレットも設けられた。このフェンダー内に収められるタイヤとホイールは、ノビテックと提携関係にあるアメリカのヴォーセン社によるものだ。

 タイヤ&ホイールサイズは、フロントが245/30ZR20 & 8.5J×20、リアが315/30ZR21 & 11.5J×21という、オリジナルより各々1インチ大きなサイズ設定となる。ノビテックによれば、カラーは72色、またブラッシュドやポリッシュドの処理も選択できるという。

 前後のサスペンションも、もちろんノビテックによるスペシャルだ。スプリングはよりハードな設定となり、車高は25mmローダウン。ノーマルで32段階にクリック調整が可能だったダンパーの再セッティングも可能だ。

 リアミッドに搭載されるエンジンは、ツインターボのシステムとECU、そして軽量なインコネル製のエグゾーストシステム等々を一新することで、実に711psの最高出力と710Nmの最大トルクを発生。

 ノーマル比で91psもの強化は、走りの性格をも大きく変えてしまうに違いない。ちなみにこのマシンの0ー100km/h加速は2.8秒(620R比、マイナス0.1秒)、最高速は328km/h(同、プラス6km/h)と発表されている。

【画像】ノビテック・マジックがかけられたマクラーレン「620R」とは(10枚)

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