ホンダ新型「シビック」が世界初公開! アメリカホンダのイケてる車5選
スタイリッシュなSUVにピックアップトラックも人気!
●パスポート
ホンダは1993年にいすゞと業務提携の契約を結び、相互にOEM車を提供しており、そのなかの1台が、1993年に北米専用モデルとして発売されたSUVの初代「パスポート」です。
2代目まではいすゞ「ウィザード」がベースのモデルでしたが2002年に販売を終了し、2019年のはじめに登場した現行モデルの3代目は、ホンダ独自のモデルとして17年ぶりに復活を果たしました。
外観では、マットブラックのグリルやバンパーによりスポーティさとタフさを演出し、SUVらしい力強さを印象づける20インチホイールを採用。
ボディサイズは全長4840mm×全幅1995mm×全高1835mmとかなりの大柄ですが、これでもアメリカではミドルサイズです。
内装では、モダンで洗練されたデザインを追求し、クラストップの広い居住空間と荷室を実現しています。
エンジンは全グレードで最高出力280馬力の3.5リッターV型6気筒を搭載し、9速ATが組み合わされ、駆動方式は4WDと2WDを設定。
4WDシステムには路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を緻密に電子制御する「i-VTM4」を採用。砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードが選択可能で、さまざまな状況下で高い走破性と走行安定性を発揮します。
●リッジライン
ホンダは1965年に、高性能なDOHCエンジンを搭載したピックアップトラックの「P700」を発売しましたが販売は極端に低迷し、その後は軽トラックをメインに販売するようになり、国内ではピックアップトラックの生産から撤退しています。
一方で、ピックアップトラックが日本の軽自動車のように定番人気車種となっているアメリカで、2005年に北米専用モデルの「リッジライン」を発売。開発から生産まですべてアメリカでおこなわれました。
現行モデルは2016年に発売された2代目で、シャシはピックアップトラックでは一般的なラダーフレームではなくモノコックシャシを採用したダブルキャブで、他のホンダ車とイメージを共通するフロントフェイスなど、スタイリッシュなルックスです。
エンジンは280馬力の3.5リッターV型6気筒を搭載し、9速ATが組み合わされ、駆動方式は2WDに加えて4WDを設定するなど、悪路走破性も考慮されています。
ボディサイズは全長5334mm×全幅1996mm×全高1798mmと、日本の道路事情では大きすぎますが、北米ではパスポートと同様でミドルサイズにカテゴライズされるサイズです。
また、荷台の下に施錠できる収納スペースの「インベッド・トランク」が設置されているなど、リッジラインならではのユニークな装備となっています。
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現在、各国産メーカーは世界中に生産拠点があり、その国や地域に合った車種を展開しています。
日本では売っていない海外専用モデルだけでなく、なかにはかつて日本で売っていたモデルをそのまま継続して生産・販売するケースもあるなど、面白いモデルがたくさんあります。
こうした取り組みは海外メーカーもおこなっていますが、日本のメーカーの方がはるかに数多くラインナップしており、それだけ現地のニーズを重要視しているということでしょう。
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