標準車と価格差75万円も即完売! ホンダ新型「シビックタイプR」何が凄いのか! 「買えた人は幸せ者」
熟成を重ねて驚くほど扱いやすくなった最新のシビックタイプR
2コーナーに向けハンドル切り込むと、おそらくアジャイルコントロール(ハンドル切った方向に向かうという電子制御)が上手く作動しているらしく、アンダーを感じさせずに曲がっていきます。
S字は3速だと決め込んでいたら、驚いたことに4速に入れなくちゃならないらしい! 150km/h以上出てるじゃありませんか! シフトアップしろというコーションに追い立てられます。
ここからダンロップコーナーまで連続する5つのコーナーは、ひとつでも失敗するとダメ。久し振りとあって納得いかないが、クルマに助けられなんとかクリア。
今までのタイプRも速かったけれど、前後バランスという点でシビア。少し無理すればアンダーステア出るし、ラフに荷重移動させるとテール流れました。
最終モデルは驚くほど扱いやすくなっています。姿勢制御装置を完全カットしたって不安感無し! 仕上がりの良い競技車両のように扱えるのだった。いやいや楽しいったらない!
なんと久々の鈴鹿で2ラップしか走っておらず、しかもミスだらけなのに2分32秒! デグナー手前やスプーン手前でも200km/h出ちゃうんだからハンパ無い! 10周くらい走ったら5秒は縮まると思う。
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このクルマを買えた人は幸せだ。オーナーになったら一度くらいはサーキットに持っていってアクセル全開を楽しんで欲しいです。
最近明るいニュースがまったく無いホンダながら、久し振りに「超いいね!」しておきたい。
確かに売り切れてしまったクルマの試乗会だけれど、皆さん良い記事を書くと思います。私だって絶賛だ。悪口、ひとつもありません。ホンダのイメージ向上になることでしょう。
こういったクルマを1年に1度くらい出せばブランドイメージだって上がります。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
買ったのはオークション飛ばしする車屋がほとんどです。個人名で買ってます。本当に欲しかった人には行き渡ってませんよ。
だっせえ。