日産高級クーペSUV世界初公開! インフィニティ新型「QX55」 2021年春に投入へ
日産が海外で展開するインフィニティの新型クーペSUVとして「QX55」が発表されました。2003年に登場した「FX」以来となるクーペSUVとは、どのようなモデルなのでしょうか。
FX以来のクーペSUV「QX55」が大胆なデザインで登場
日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、クロスオーバーSUVの新型モデルとして「QX55」を発表しました。
新型QX55は、2003年に発売された「FX」のシルエットを現代的に解釈し、インフィニティの伝統に結びつけた新たなクーペSUVです。
フロントデザインは、インフィニティを象徴する、上下にゆるいカーブを描いたダブルアーチグリルを採用していますが、その内部には折り紙をモチーフにデザインされたメッシュグリルを装着。
さらに、眉毛を模したユニークなLEDヘッドライト、フォグランプ周囲には角張ったグロスブラックのアクセントが施され、顔の下半分を包み込むように配置するなど、個性を際立たせました。
新型QX55はクーペスタイルのエレガントさもありつつ、押し出し感の強いフロントフェイスで力強い印象も与えています。
リアのデザインは、「QX60 Monograph」のデザインスタディにも採用されている「デジタルピアノキー」という特徴的なテールライトが目を引きます。
各テールライトに45個のLEDを内蔵。視覚的な奥行きを持たせ、暗闇のなかでも優雅な光のサインを表現しています。
また、フェンダー部分にはSUVらしい力強さをアピールする樹脂パーツが装着されていますが、後輪部分からリアにかけても同素材を配置。リアを上下に分割するように配置された樹脂パーツの下部はボディ同色とし、さらにその下に設置されたデュアルエキゾーストがたくましさを演出しました。
新型QX55の内装は、低めのダッシュによってワイドな視界を確保しています。
標準装備のパワースライドティンテッドガラス製ムーンルーフからは自然光をたっぷりと取り入れることができ、明るい車内を実現。
また、人間工学に基づいてデザインされた「無重力」フロントシートを全車に採用し、背中や腰への負担を最小限に抑えることで疲労を軽減します。
さらに、シートはレザレット、レザー、プレミアムセミアニリンレザーが用意され、緻密なステッチを施して高級感のある室内を演出しました。
「LUXE」および「ESSENTIAL」グレードでは、インストルメントパネルとドアに沿ってダークブラッシュ仕上げのアルミニウムトリム、「SENSORY」グレードでは、ブラックのナチュラルメープルオープンポアウッドトリムが配されています。
車内においては、合わせガラスやアクティブ・ノイズキャンセレーション(ANC)を採用。さらに、アクティブ・サウンド・エンハンスメント(ASE)により、キャビンに設置した3つのマイクが不要な周波数を検知し、車内のスピーカーから送信される位相シフトノイズで中和するなど、静粛性にも力をいれました。
一方、ASEとドライブモードセレクターを装備した新型QX55は、オーディオシステムを介してエンジンサウンドを車内に取り込むことができます。スポーツモードでは、より強調されたエンジン音を楽しむことが可能です。
車内はドライバーと最大4人の乗員のための室内空間が最大限に確保され、後席レッグルームは最大38.7インチと、競合車のなかではトップの広さを誇ります。
また、荷室は最大26.9立方フィートと、ライバルのクーペSUVよりも積載量が上回っているといいます。
さらに、パワーリフトゲートが全車標準装備されており、インフィニティのエンブレムを押すことでゲートが開閉できます。
なお、「SENSORY」グレードには、リアバンパーの下で足を振ることで作動するモーション作動式リフトゲートが設定されました。
同じ文章が2箇所2回ずつ出てきてますね……
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
日本でも一定数売れると思うけど。海外メーカーが右ハンドル車を設定して日本で商売できるのであれば、国内工場で生産しているメリットを生かして、エクストレイルとは違ったユーザーを満足させてもらいたい。