トヨタ「RAV4」人気は健在!? ヤリクロ&ハリアーに隠れるも光る魅力とは
実際RAV4に乗っている人はどこが良くてどこがダメ?
では、RAV4に乗っているオーナーは、どのような部分を評価をしているのでしょうか。
外観デザインは「チープかつ子供っぽい昭和のロボットデザイン」「好き嫌いがはっきり分かれるデザインかもしれません」との意見もありますが、「ゴツゴツしすぎず、かといって軟派ではなく好きです」「ブルドック顔のSUVらしいスタイルでだんだんと愛着が湧いてきました」と、好評価である意見の人が多い印象です。オフロード車らしいデザインを残しつつ、くどくないデザインであるようです。
内装は、「インナードアハンドルの開閉がやりにくい」「リアシートのリクライニングが2段と少なく、もう少し角度調整できるといい」「ドアグリップの位置が前過ぎてて使いにくい」と、細かな指摘が目立ちます。
ただし、「ハリアーほど高級感はないがそれでも十分質感に満足」「300万円以上するクルマとしては上出来」との声もあります。RAV4を選ぶオーナーは、インテリアの質感より、あくまで使いやすさを重視しているということもわかります。
走行性能や乗り心地に関しては、「ダイナミックトルクベクタリングAWDのおかげでオンザレールの気分を味わえます」「ボディ全体がしっかりしているため、山道のコーナーリングが楽しい」と、走行性能の高さを評価している声もありました。

また、ハイブリッド車に関しては、「エンジン音と共に車体も滑るように速度を増し、高級感を感じる」「モータとエンジンの切り替わりもとても賢く燃費もいい」と、こちらも好評価は目立ちます。
実燃費も見てみると、ガソリン車で11km/Lから17km/L、ハイブリッド車で16km/Lから20km/L程と、カタログ燃費と同等である様子です。
ただし、「4WDに燃費を求めてはいけない」との意見もありましたので、渋滞時や街乗りだとカタログ値より大幅に悪くなることもあるようです。
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RAV4のオーナーの反応をみると、実用性を考えたクロスオーバーSUVとして考えると、細かなデザインや機能性に不満を抱く人もいますが、内外装の出来には比較的満足であるようです。
また、ダイナミックトルクベクタリングAWDの走行安定性や、ハイブリッド車のパワーに満足しているオーナーが多いです。
近年、さまざまなスタイルのSUVが登場するなか、オフロード車らしい存在感を持ち、どのようなシーンでも活躍できるRAV4は、今後も安定して伸びていくことは間違いないでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。















































