マツダ版「ヤリス」&新型SUV登場! 直6&ロータリー控える中でマツダの燃費規制対策とは
欧州ではマツダ版「ヤリス」、北米では新型SUVが登場!?
今回の決算報告では、マツダが遅れ気味といわれていたハイブリッド車のラインナップ拡充についても方針が示されています。
マツダのハイブリッド戦略では、トヨタとの協業を強化するとしており、北米では米国に設立する新工場で生産する新型SUVにトヨタのハイブリッドシステム「THS(トヨタハイブリッドシステム)」を搭載し販売予定。
欧州では、日本や欧州で販売好調なトヨタのコンパクトカー「ヤリス」のハイブリッド車をベースにしたOEM車としてマツダ版ヤリスを展開する予定だといいます。
ヤリスは、2020年2月に日本で発売された最新モデルで、ハイブリッド車のWLTC燃費は世界トップクラスとなる36.0km/Lを達成。
また、ヤリスに関わるマツダとトヨタの関係では、2019年4月に開催されたニューヨークオートショー2019でお披露目したヤリスはマツダ2をベースとして、マツダからトヨタへのOEM車でした。
これらの関係性がどのような影響が今回のマツダ版「ヤリス」関係するかは不透明ですが、欧州で厳しくなる燃費規制に対応するべく投入されると見られます。
同じく、中国市場でもTHSを搭載したモデルの発売を予定するなど、今後のマツダがグローバルで展開するさまざまなハイブリッド車にはトヨタの技術が活かされるのです。
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今後、世界中の燃費規制が厳しくなるなかで、ハイブリッド車はトヨタベースとなるものの、マツダのアイデンティティとしてクルマ好きが期待するロータリーエンジン技術や直列6気筒エンジンを搭載したモデルがどのように登場するのかが注目されます。
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