「軽はダサくない?」 シェア5割超えも可能!? 売れる最新トレンドとは

軽SUV「タフト」はなぜ一気にランクアップ?

 最近では、軽SUVというジャンルも人気を博していいます。前出のスズキ販売店スタッフは次のように話しています。

「軽SUVは、ハスラーが開拓したジャンルともいえますが、最近のアウトドアブームもあって好調な売れ行きです。

 その影響もあり、軽SUV風なスーパーハイトワゴンとしてスペーシアの派生モデル『スペーシアギア』もラインナップしています」

軽SUVジャンルを開拓したスズキ「ハスラー」。先代モデルの面影を色濃く残している。
軽SUVジャンルを開拓したスズキ「ハスラー」。先代モデルの面影を色濃く残している。

 一方、ダイハツでも軽SUVジャンルに属するモデルとしてタフトをラインナップしています。ダイハツの販売店スタッフは次のように話しています。

「新たに登場したタフトはお陰様で好調な販売となっています。パッケージ的にハスラーと比較されますが、実はハスラーとは異なる部分も多いので、検討されるお客さまからはその違いなどをよく問合せいただきます」

 タフトは、2020年6月10日に発売されたダイハツの新型モデルです。実際に、発売後は好調な滑り出しだったものの7月から9月では8位から10位と上位にランクインすることはありませんでした。

 しかし、前述の10月には5位までランクアップ、販売台数も直近3か月より若干増えています。

 この要因について、前述の販売店は次のように話しています。

「タフトはSUVテイストを盛り込んだモデルで、発売当時も大きな反響がありました。

 しかし、6月はまだコロナの影響や今後の見通しが立っていないお客さまも多かったですが、それが徐々に落ち着いてきたことで、タフトの購入を決断されたお客さまが多かったことが販売台数が伸びた要因ではないでしょうか」

※ ※ ※

 また、以前までは軽自動車の「黄色ナンバー」がダサいといわれていました。

 しかし、最近ではオリンピックやラグビーの記念ナンバープレートが白色だったこともあり、膨大な申込み数があったことも軽自動車人気に拍車を掛けているようです。

 さらに、200万円を超える軽自動車も増えており、コンパクトカーといわれる5ナンバー車に匹敵する性能を持っています。

 そのため、これまでのコンパクトカー需要を軽自動車が取り込んでいる傾向も見られています。

 これらの要素や前述の最新トレンドを見ていくと、今後は新車市場において軽自動車のシェアが5割を超える可能性も十分にありえそうです。

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1件のコメント

  1. せめて登録車も軽くらいに根気を詰めて車作れないかね〜?と思うけど
    550時代のミラーターボなんて冷却技術の進歩がもたらした高性能車だね。
    如何にオリンピック選手が走り幅跳びで記録を出そうが、蚤は1蹴りで自分の身長の何倍を飛んでるか?w
    軽こそ僅な規制の中で技術を搾り出す機械屋の登竜門なのだ。前にもコメントしたが、軽トラックでもスポーツに走ることはできるし、端からスポーツカーと命名された車でもスポーツとマナーのバランスの欠けてる奴が運転したらダサイ車になってしまうのだ。

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