ボディは小さくても意外と本格派!? 小さな高級車を目指した車3選
英国を代表する高級スポーツカーメーカーがコンパクトカーを販売!?
●アストンマーティン「シグネット」

高級スポーツカーメーカーとして長い歴史のある英国のアストンマーティンは、現在、高級かつ高額な大型2ドアクーペを主力商品として販売しています。
一方で、かつては1.3リッター直列4気筒エンジンを搭載する3ドアハッチバックを販売しており、それが2011年に登場した「シグネット」です。
シグネットはトヨタ「iQ」をベースにしたモデルで、iQの完成車をトヨタから購入して分解し、専用設計のボディパーツや内装パーツが手作業で組み替えられていました。
外観のフォルムはiQと大きな違いはありませんが、アストンマーティン伝統のフロントグリルやボンネットのエアインテーク、フロントフェンダーのエアアウトレットなどで、アストンマーティンらしさを表現。
内装もシートやトリムに本革をふんだんに使用し、アストンマーティンの誇るクラフトマンシップによって豪華に仕上げられています。
エンジンやサスペンションなどはiQそのものでしたが、各部に遮音材の追加や、エンジンとトランスミッションのマウントを変更することで静粛性を向上させていました。
なお、シグネットは日本にも正規輸入され、価格は475万円(消費税8%込)からと、じつにiQの3倍近い値段でしたが、現在は希少性から中古車が新車価格を上まわるプレミア価格となっています。
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ホンダが誇るスーパーカーである2代目「NSX」は、超高性能ながらも優れた乗り心地やドライバーを柔らかく包み込むシートなど、まるで少し前の高級セダンのような印象です。
初代NSXも普段使いができることをアピールした新時代のスーパーカーでしたが、高性能さと引き換えに乗り心地など多少は犠牲になっていた部分もありました。
現代のスーパーカーはただ速いというだけではなく、高級車としての基本的な部分も押さえていなければ、世界のライバルとは戦えないということでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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