ライズ&ジムニー人気止まらず!? 全長4m以下SUVの売れる共通点はどこにある?
使い勝手や価格、ユーザーの反響はどうなの?
ライズとシエラでは、デザインや使い勝手においてどのような違いがあるのでしょうか。
ライズの外観デザインは、大きく口を開けたように見えるフロントグリルや、角張ったバンパーコーナーなどの視覚的効果により、5ナンバーサイズのボディとは思わせない迫力ある外観を実現。
大径の17インチタイヤ(一部グレードに採用)や、張り出したフェンダーも、ボディの踏ん張り感を演出します。
内装では、操作パネル類が運転席側に向けられドライバーにとって心地よい空間を実現するよう、各スイッチおよびボタンが配置されています。
また、あらゆる場所に収納スペースを確保しているほか、クラストップレベルの荷室容量となる369リッターを誇るなど、使い勝手面も工夫されています。
一方のシエラは、内外装ともに「機能に徹した飾らない潔さ」というコンセプトをデザインに盛り込み、外装デザインは車両状況が把握しやすい角張ったスクエアボディを採用しました。
内装は、厚手の手袋を着用しても操作が可能なスイッチ類を採用し、どんな状況でも運転に支障をきたさない機能的なレイアウトを実現。
さらに、先代モデルからの荷室容量拡大(352リッター)や「脱着式後席シートベルト」「ユーティリティナット」などの装備により使い勝手を向上させています。
価格面では、ライズが167万9000円(2WD)から228万2200円となり、グレードは「X/G/Z」の3グレードを基本としています。
人気グレードに関してトヨタの販売店は「ライズを検討されるお客さまの大半は上級グレードのZを選ばれる傾向です」と説明するように、最初から装備類が整っているモデルを選ぶようです。
一方のシエラは、「JL/JC」の2グレード展開となり、JLの179万3000円からJCの205万7000円となっています。
スズキの販売店によると「軽自動車のジムニーを購入されるお客さまは、用途によって好まれるグレードやオプションが異なります。
一方のシエラを購入されるお客さまは、どちらかというとスタイルが気に入った人が多い傾向にあり、ある程度最初から装備が付いている上級グレードを選ぶ人が多いかもしれません。また、最初からカスタムを前提にしている人はJLを購入しています」
ともに、コンセプトやキャラクターが違うため、大半のユーザーが比較対象にしていないようですが、両販売店はそれぞれ次のように話しています。
「最近では、ライズは同じトヨタの『ヤリスクロス』と比較されることが多いです。あとは、ホンダ『フィットクロスター』や日産『キックス』などひとつ上のクラスが比較対象かもしれません。
たまに、アクティブな趣味を持つ人でシエラと比較される人もいます」(トヨタ販売店)
「シエラの場合は、軽自動車のジムニーと比較される人が意外に多いです。価格・装備・機能など、ほとんど見た目は一緒ながら細かな部分を比較されるようです。
見た目でシエラを検討される人は、同じスズキの『ハスラー』や、最近だとダイハツ『タフト』も対象になるようです。
ライズはやはり売れ筋モデルであることや、シエラと同じく全長4m以下ということで比べられることも少なくありません」
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このようにライズとシエラは、キャラクターが違うモデルながらアクティブな趣味を持つユーザーからは比較対象となるようです。
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