ライズ&ジムニー人気止まらず!? 全長4m以下SUVの売れる共通点はどこにある?
5ナンバーサイズSUVとして、人気を誇るトヨタ「ライズ」とスズキ「ジムニーシエラ」ですが、ともに全長4m以下という共通点があります。販売台数で上位を維持するライズと納車1年待ちが続くジムニーシリーズには、どのような共通点があるのでしょうか。
トヨタ「ライズ」とスズキ「ジムニーシエラ」、小さなSUVはなぜ人気なのでしょうか。
昨今は、コンパクトSUVが人気ですが、なかでも販売台数上位のトヨタ「ライズ」と納車1年待ちが続くスズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」には、どのようなポイントが人気なのでしょうか。
2020年度上半期(1月から6月)の普通車販売台数において、6万1035台を記録して2位となったライズは、2019年11月にダイハツ「ロッキー」のOEM車として登場しました。
一方の軽自動車のジムニーと小型車のジムニーシエラ(以下、シエラ)は、2018年7月に20年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施して4代目モデルとして発売。
2020年11月時点でも1年近く納車待ちが続くという状態が続くほど、人気が継続しています。
またライズとシエラは、全長4m以下という昨今のコンパクトSUV市場のなかでも、ひと際小さなSUVです。
ボディサイズサイズは、ライズが全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm。シエラは全長3550mm×全幅1645mm×全高1730mmで、ともに5ナンバーサイズとなります。
では、パワートレインや駆動方式、悪路走破性能ではどのような違いがあるのでしょうか。
ライズのパワートレインは、1リッター直列3気筒ガソリンターボエンジン(最高出力98馬力)を搭載。WLTCモード燃費は、FF車が18.6km/L、4WD車は17.4km/Lです。
トランスミッションはCVTを採用し、駆動方式は全グレードにFFと4WDを設定。4WDシステムは、ドライ路面の発進時や登坂時や雪道などの滑りやすい路面では低速走行中でもリアに駆動力を自動で配分するダイハツが開発した「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用しています。
シエラには、1.5リッター直列4気筒エンジン(最高出力102馬力)を搭載。WLTCモードで15.0km/L(5速MT)、13.6km/L(4速AT)です。
トランスミッションは、副変速付きパートタイム4WDを継続採用することにより、舗装路などの通常走行から雪道、急勾配など大きな駆動力が必要になる走行までの3段階となっています。
ジムニーシリーズの特徴でもある「悪路走破性」を高めるため、新開発ラダーフレームの採用や伝統的な縦置きエンジンFRレイアウトを継続採用。
リジットサスペンションの改良により荒地や障害物などでの走行性能が格段に向上しているほか、「ブレーキLSDトラクションコントロール」や「ヒルホールドコントロール」などの機能でもドライバーをサポートします。
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