スズキ版RAV4続々登場! 新型「アクロス」は約624万円で11月発売

トヨタ「RAV4 PHV」のOEM車としてスズキで展開される新型SUVの「アクロス」は、オランダに続き、英国でも2020年11月から発売されるといいます。現地での価格はいくらなのでしょうか。

オランダに続き、英国でも新型「アクロス」を発売へ

 スズキの英国法人は、新型SUV「アクロス」を2020年11月から発売することを発表しました。オランダでは9月に6万5000ユーロ(約803万円)で発売されていますが、英国ではいくらで販売されるのでしょうか。

フロントフェイスは「RAV4 PHV」と別物!? 欧州で販売されるスズキ新型「アクロス」
フロントフェイスは「RAV4 PHV」と別物!? 欧州で販売されるスズキ新型「アクロス」

 スズキが欧州で展開を開始した新型アクロスは、プラグインハイブリッドシステムを搭載するSUVで、2020年7月上旬に同市場で発表されました。

 ベースとなるモデルは、日本でも販売されているトヨタ「RAV4 PHV」で、これはトヨタとスズキの共同事業契約に基づき、トヨタから供給された最初のモデルとなります。

 2020年9月に発売されたオランダに続き、英国でも2020年11月から販売を開始。その後、トヨタからのOEM車第二弾として、トヨタ「カローラツーリング(日本名)」のハイブリッド車をベースにして英国で製造する「スウェイス」が発売される予定です。

 新型アクロスの外観は、大胆でスポーティなデザインとなっています。

 ベースのRAV4 PHVとは異なるグリル開口部やバンパー左右のベゼルが大型化され、ヘッドライトも細長い形状となりました。

 RAV4のアドベンチャーグレードに採用されているようなシルバー塗装されたアンダーガーニッシュや、ブラックグロス塗装の19インチアルミホイールが装着され、ボディカラーは全6色です。 

 また、バイビームプロジェクター(ロービームとハイビームを組み合わせたもの)と、LEDデイタイムランニングランプを備えた洗練されたLEDヘッドランプを採用。

 内装では、RAV4シリーズ(ガソリン/ハイブリッド/PHV)と同様のデザインとなっており、インパネ中央には9インチディスプレイオーディオを装着。スマホ連携機能としてApple CarPlayやAndroid Autoが使用できます。

 また、ラゲッジスペースは490リッターの大きな荷室容量を誇っているほか、汎用性を高めるために、ラゲッジ部分の右側には主電源電圧(220V)コンセントと12Vアクセサリソケットを装備。

 パワートレインは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにふたつのモーターを組み合わせた新開発のプラグインハイブリッドシステムを採用。モーターのリニアな加速性能によって、0-100km/h加速は6.0秒を達成しています。

 18.1kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、EV航続距離は75kmを連続して走行可能です

 駆動方式は、トヨタがハイブリッド車に採用している電気式4WDシステム「E-Four」を設定。

 走行シーンにより、100:00から20:80までの適切なトルク配分をおこない荒れた路面や雪童などでも走破性や安定性を確保しています。

※ ※ ※

 新型アクロスの英国での販売価格は、4万5599ポンド(約624万円)からとなっています。

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1件のコメント

  1. こんな高価格な車両を売ったことがないであろうスズキの販売店が、どう売るのか。たいへんだぞ。

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