金ピカ「GT-R」がヤバ過ぎる! 石油王用のド派手モデルが4500万円超え!
これが石油王の王道スタイル!? 金ピカド派手なGT-Rの正体とは
スーパーカーなどの超高級車を専門に扱うドバイの中古車販売店に並んでいるのは、ド派手な金ピカのGT-Rです。金ピカといっても、単に金色のラッピングをしているだけではありません。
GT-Rのチューニングを手掛ける日本のチューナー、「KUHL RACING」のエアロパーツでフルカスタムされたボディにゴールドのラッピングを施し、さらにボディのあらゆる場所にまるで美術品のごとく彫刻(エッチング)があしらわれています。
アジアやヨーロッパの感覚とも異なる、東西が入り交じる中東らしいエキゾチックなデザインはもはや「トンデモカスタム」の域を越えています。
ベースとなったのは2014年モデルのGT-Rで、販売店によると最高出力は545馬力とノーマルと同等とされていますが、まるでGTレーシングカーのような大径の3連センター出しマフラーが装着されているなど、パフォーマンスの向上もおこなわれているようです。
一方、インテリアはエクステリアに比べると極端に地味に仕上げられています。
エアコン吹出口のリングや、センターコンソールにゴールドが差し色として入っていますが、それ以外はほぼ純正のままです。
外見の豪華さと中身の地味さのコントラストは、中東独特の国民性なのかもしれません。
とはいえ、エンジンパーツの一部が金メッキ仕様となっているなど、「見えないところはこだわらない」というわけでもないようです。

なんとも中東らしい、まるで石油王が好みそうなスタイルのこのGT-Rですが、実際にお値段も石油王価格です。
ワールドクラスのパフォーマンスを持ちながら、当初777万円という破格で発売されたGT-Rですが、この金ピカGT-Rにはおよそ4500万円というプライスカードがつけられています。
4500万円あればフェラーリやランボルギーニなども買えてしまいますが、 “普通の”スーパーカーを買うよりも、ド派手にカスタムしたものを好む富裕層がいるということなのかもしれません。
【JamesEdition.com】
https://www.jamesedition.com/cars/nissan/gt-r/2014-nissan-gt-r-for-sale-10790940
Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明
自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。


















