人気アルファードから乗換え!? トヨタ「ハリアー」が客の心を鷲掴み! 発売3か月で評価はどう?

アルファード&クラウンからの乗り換えも多い!? なぜハリアーに?

 新型ハリアーのボディサイズは、全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mmです。アルファードが全長4945mmから4950mm、クラウンは全長4910mmとなっているため、ハリアーはこれらの高級モデルと比べ200mmほどコンパクトであり、都心部での扱いやすさも高いです。

 燃費性能も、WLTCモードでガソリン車は14.7km/Lから15.4km/L、ハイブリッド車で21.6km/Lから22.3km/Lと、充分な数値といえるでしょう。

 安全装備も「Toyota Safety Sense」が全車標準装備であり、人気の全車速追従機能付「レーダークルーズコントロール」など6つの機能が備わっています。

 エクステリアやインテリアの高級感あるデザインだけでなく、実際の使い勝手でも高い評価を得ている点が、新型ハリアーがスタートダッシュに成功した大きな要因のようです。

走り・燃費・安全性・デザイン、どれをとっても優等生キャラな新型ハリアー
走り・燃費・安全性・デザイン、どれをとっても優等生キャラな新型ハリアー

 さらに、購入するユーザー層も幅広いようで、前出とは別のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。

「まず、年齢層では40代から60代が多いものの、高級モデルでありながら20代や30代の若年層からの注文も多いです。

 また、エクステリアやインテリアのデザイン性が優れていることもあり、女性からの人気も高いです。

 購入者の傾向では、先代ハリアーからの乗り換えのほかに、ミニバンやセダンからの乗り換えが増えています。具体的なモデルでは、アルファードやクラウンなどが挙げられます。

 これらは先代では少なかったことで、SUVブームや新型登場のタイミングであることも関係していますが、これまで高級モデルオーナーだった人が、ハリアーに集中している印象を受けます」

※ ※ ※

 新型ハリアーが登場しておよそ3か月、その高級感ある見た目や高い使い勝手で、先代よりも多くのユーザー層から人気を獲得しているようでした。

 しかし、現在の国内市場はSUVブームということもあり、油断はできません。2020年10月にはマツダから「MX-30」が、そして2021年中旬には日産「アリア」が発売予定とされており、デザイン性や先進性において、新型ハリアーのライバルになる可能性も充分考えられます。

 トヨタが誇る元祖都会派SUVは、今のところは多くの高級モデルユーザーの心を鷲掴みしていますが(チュウヒはタカ科ですが)、今後もこの好調をキープすることはできるのでしょうか。

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