車のガソリン量で燃費に差がある? 満タン派と半分派で両論! 結局どっちが良い?
燃費を良くしたい人、必見! 環境省推奨のエコドライブとは
ガソリンスタンドスタッフの燃費改善方法は、環境省も「エコドライブ10のすすめ」として推奨しています。
まず、タイヤの空気圧について、空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化するとしており、定期的な点検を呼びかけています。
また、荷物について、たとえば100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化するとし、空気抵抗を減らすべく、スキーキャリアなどの外装品を外すことも推奨しています。
エアコンについては、車内の温度設定を外気と同じ25℃に設定した場合、エアコンをONにしたままだと12%程度燃費が悪化するようです。

さらにエコドライブについては、「ふんわりアクセル」「車間距離の維持」「減速時のアクセル操作」「アイドリングストップ」などを実践することを推奨しています。
ふんわりアクセルは、やさしい発進を心がけるだけで10%程度の燃費改善が見込め、短い車間距離では、ムダな加減速が多くなり、市街地で2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化。減速時も、早めにアクセルから足を離すことで、2%程度燃費が改善するようです。
アイドリングストップでは、10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費するため、車内を温めたい場合は、走りながら温めるウォームアップ走行を勧めています。
燃費改善をするためには、ガソリンの入れ方よりも「日々のエコ意識」の方が、より効果が見込めるようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。









