エクストレイルをベースとしたカスタムカーも仕様を一部向上

　日産の関連会社であるオーテックジャパンも、新型「エクストレイル」をベースとしたカスタムカー「AUTECH」、「エクストリーマーX」、および、ライフケアビークル（LV）の「助手席スライドアップシート」の仕様を一部向上し、2020年11月5日より発売を開始すると発表しています。

　今回の仕様向上では、AUTECH、エクストリーマーX、助手席スライドアップシートにおいてもベース車と同様に、外装色の変更のほか、運転席、助手席のパワーシートや「本革巻きマニュアルモード付きシフトノブ」の標準装備化など、内外装の質感や操作性を向上しました（AUTECHを除く）。

　エクストレイル AUTECHは、エクストレイルで唯一の19インチタイヤやSACHS製ショックアブソーバーを含む専用サスペンションを全車に装備し、スタイリングとともに、より上質な乗り味もユーザーからの好評を得ています。

　それに加え、今回の仕様向上では「本革巻マニュアルモード付きシフトノブ」の標準装備化にあわせて、AUTECHブランドのアイコニックカラーであるブルーのステッチが施されたシフトブーツが新たに採用されました。

　また、ユーザーの好みに合わせてインテリアコーディネートが選択できる「オーテックプレミアムパーソナライゼーションプログラム」も継続設定。同プログラムでは、本革シートカラーをストーンホワイト、タンの2色から、ステアリングをストーンホワイト、タン、ブラックの3色から選択することができ、さらに、ステアリングステッチの縫製パターンを3種類から選ぶことができます。

　エクストレイル エクストリーマーXは、ボディ下部をガードするエクステリアパーツや専用デザインアルミホイールなどが装備され、本格SUVとしてワイルドでタフなイメージをより強調したモデルです。

　今回の仕様向上では専用の漆黒フロントグリルが採用されたほか、ボディ下部のパーツやアウトサイドドアハンドルを、アルミホイールと同様のグロスブラックとし、さらに精悍なスタイルに仕上げられています。

　福祉車両であるエクストレイル「助手席スライドアップシート」は、助手席が車両の外側に電動で回転・昇降することで、クルマへの乗り降りが容易にできます。

　今回、シート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作なども可能とした多機能リモコンを標準装備することで、利便性が高められました。

　そんな新型エクストレイル、AUTECHの価格（消費税込）は358万4900円（AUTECH i Package 2WD 2列シート）から。エクストリーマーXが341万1100円（20Xi Vセレクション エクストリーマーX 2列シート）から、助手席スライドアップシートが337万4000円（2WD 20Xi、消費税非課税）です。