トヨタ「センチュリー」今年は販売終了!? 山口県、予定無くも購入 登場2年経った販売動向とは

2020年7月に山口県は、皇族などが訪れた際に使用する来賓専用車を現行センチュリーに買い替えたと、大手新聞社が報じました。一般ユーザーには縁がないとされるセンチュリーですが、現行モデルの登場から約2年で、販売動向はどうなっているのでしょうか。

要人向けのトヨタ「センチュリー」 その販売動向とは?

 ショーファーカーとしてこれまで数々の要人たちを運んできたトヨタ「センチュリー」は、2018年6月に実に21年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施。
 
 その発売から2年経った、現在の販売動向はどうなっているのでしょうか。

日本が誇るショーファーカーのトヨタ「センチュリー」
日本が誇るショーファーカーのトヨタ「センチュリー」

 2020年7月に山口県は、皇族などが訪れた際に使用する来賓専用車を現行センチュリーに買い替えたと、大手新聞社が報じました。

 2018年6月の登場以降、同年11月におこなわれた天皇陛下の「祝賀御列の儀」では、現行センチュリーをベースにした「オープン・カー」をお披露目。

 さらに2020年4月には、約5年ぶりに総理大臣専用車がレクサス「LS600hL」から現行センチュリーへと変更されるなど、各所で見る機会はありますが、実際のユーザーが購入するとなると身近ではあまり話を聞きません。

 元々、初代センチュリーは1967年に発売開始。日本初の本格的なショーファーカーとして登場しました。

 ショーファーカーとは、専属の運転手がいるオーナー向けに開発されたクルマのことを指し、皇族や政府関係者、大企業の社長といった要人の、安全かつ快適な移動手段として開発。

 製造工程も特殊で、多くのクルマとは一線を画します。「クラフトマン」と呼ばれる少数精鋭の熟練作業者たちにより完全受注生産されるため、通常の工場のような長い生産ラインもありません。

 生産工程はプレス・ボディ・塗装・組み立て・検査、の5つに分かれています。ボディの工程では作業者が手で触って凹凸を確認しながら修正をおこなうなど、ここでコンセプトである「匠の技」が注がれます。

 初代モデルを30年間販売したのち、1997年に2代目センチュリー、そして現在では、3代目となる現行センチュリーが販売されています。

 現行センチュリーは、1996万2963円という価格やその用途もさることながら、一般のドライバーが購入するケースは非常に少なく、やはり企業の重役向けや販売がほとんどだといいます。また、大量生産もできないため、発売当初の月販目標台数は50台に設定されています。

 では、そんな現行センチュリーの販売動向はどうなっているのでしょうか。都内のあるトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。

「センチュリーは非常に高価で、通常の乗用車と比べ異質なクルマです。当然のことながら一般の販売はほとんどありません。

 また、年度ごとに生産数が決まっているため、フルモデルチェンジを実施したからといって販売台数が増えることもありません。

 2020年分の製造ならび受注は既に終了しており、生産再開は2021年6月末ごろを予定しています。時期によっても異なりますが、販売している期間だと都内だけで月10台のペースで購入されます」

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コメント

3件のコメント

  1. 異常に安い車だ。(購入できるできないは別にして)
    あまりにまっとうなデザイン過ぎて、厚かましさが足りない。
    まれに見ることがあっても、通り過ぎた後に、あれっセンチュリーだと気が付く雰囲気。

  2. 先代はV12で他には無いシステムだったからね
    現行は先代LSハイブリッド流用でエンジンがかかる質が相変わらず下品!
    先代と比較したら先代をカローラとしたら現行はスーパーの手押しワゴンてところかな
    今の考え方はセンチュリーだから、レクサスだから高級と言う洗脳方だけど、高級って本来そーいう類いじゃなくて良い物を試して価値観を持って投資することが高級なんじゃないかな?
    SUBARU360の開発者は病弱な妻を旅行に連れていきたいが為に家族四人が乗れて大衆にも手の届く車を開発したわけで、誰が為かを忘れた企業に高級を語る資格は無いし、高級車なんて創れもしないし造れない、できるとすれば組み立て工程の作るというところだけ。

  3. センチュリーの乗り心地と塗装は異次元感覚。
    この車、実際に乗ると凄いよ。批判コメの人は乗った事無いんだろうね。