トヨタ「センチュリー」今年は販売終了!? 山口県、予定無くも購入 登場2年経った販売動向とは

21年ぶりのフルモデルチェンジ!その内容は?

 21年ぶりとなったフルモデルチェンジで、3代目センチュリーはどのような進化を遂げたのでしょうか。
 
 2代目からの大きな変更点として、ハイブリッドシステムの採用が挙げられます。先代ではV型12気筒DOHCだったエンジンは、V型8気筒へと刷新。燃費はJC08モードで7.6km/L、から13.6km/L(WLTCモードは12.4km/L)へと向上しています。

 パワートレインの変更によってパワーも上がっており、最高出力は280馬力から431馬力(システム最高出力)となりました。

 外観デザインはキープコンセプトで、直線を多く取り入れ、凹凸のないシンプルなボディとなっており、歴代のモデルと比べても一貫性のあるデザインに仕上がっています。

 新色のエターナルブラック「神威(かむい)」は7層からなる塗装により、深く艶やかな色合いとなっています。

 また、流水のなかで細微な凹凸をならす「水研ぎ」を3回おこなったのち、最後に「鏡面仕上げ」を施すことで気品溢れるラグシュアリーなボディが完成するのです。

センチュリーの生産工程は手作業で熟練の技があってこそ可能となる
センチュリーの生産工程は手作業で熟練の技があってこそ可能となる

 内装では、先代モデルからホイールベースを65mm延長し、後席スペースの拡大に充てることにより、乗員の膝まわりや足元にさらなるゆとりをもたらしてています。

 また、後席のスカッフプレートとフロアの段差を、先代モデルから15mm短縮。これにより、ディーラーオプションのフロアマットを装着するとフラットになり、乗降性が高まりました。

 安全性能では、「Toyota Safety Sense」を新搭載するとともに、隣車線の死角を走る車両を検知する「ブラインドスポットモニター」、周辺状況を検知して駐車支援する「パーキングサポートアラート」を採用し、要人の身を守ります。

※ ※ ※

 日本が世界に誇るショーファーカーのセンチュリー。今回、山口県が現行センチュリーに乗り換えましたが、宮内庁は各都道府県に皇族が訪れた際に専用車を要望していないといいます。

 そのため、今後日本全国で現行センチュリーが見られる可能性は低いですが、それでも誰もが一度見たら忘れられないオーラを放つセンチュリーに一度は乗ってみたいものです。

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3件のコメント

  1. 異常に安い車だ。(購入できるできないは別にして)
    あまりにまっとうなデザイン過ぎて、厚かましさが足りない。
    まれに見ることがあっても、通り過ぎた後に、あれっセンチュリーだと気が付く雰囲気。

  2. 先代はV12で他には無いシステムだったからね
    現行は先代LSハイブリッド流用でエンジンがかかる質が相変わらず下品!
    先代と比較したら先代をカローラとしたら現行はスーパーの手押しワゴンてところかな
    今の考え方はセンチュリーだから、レクサスだから高級と言う洗脳方だけど、高級って本来そーいう類いじゃなくて良い物を試して価値観を持って投資することが高級なんじゃないかな?
    SUBARU360の開発者は病弱な妻を旅行に連れていきたいが為に家族四人が乗れて大衆にも手の届く車を開発したわけで、誰が為かを忘れた企業に高級を語る資格は無いし、高級車なんて創れもしないし造れない、できるとすれば組み立て工程の作るというところだけ。

  3. センチュリーの乗り心地と塗装は異次元感覚。
    この車、実際に乗ると凄いよ。批判コメの人は乗った事無いんだろうね。

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