根強い人気のC-HR! 新型ヤリスクロスと比較する人は何に着目するのか

両モデルの購入を検討する際に注意すべき点とは

 この2台の購入を検討する際、それぞれに注意すべき点があるようです。それらは一体なんなのでしょうか。

 ヤリスクロスには8色のモノトーンと7色のツートン、合計15色が設定されています。対してC-HRには8色のモノトーンと3色のツートン、合わせて11色がラインナップされています。

 前出のトヨタ販売店スタッフによると、ヤリスクロスのツートンカラーモデルは、モノトーンに比べ納期が遅くなるといいます。

 なお、2020年9月中旬現在に注文すると、モノトーンであれば年内の納車が望めるものの、ツートンであれば2021年1月下旬の予定としています。

 C-HRにもツートンカラーは設定されていますが、こちらはカラーによる納期の差はないといい、ガソリン車は11月上旬、ハイブリッド車は11月下旬としています。

話題のコンパクトSUVトヨタ新型「ヤリスクロス」
話題のコンパクトSUVトヨタ新型「ヤリスクロス」

 それに対し、C-HRの注意点とはどのようなものなのでしょうか。前出のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。

「お客さまの声で多いのは、後方が見えづらいということです。デザイン上、リアガラスが小さくなっており、バックモニターで把握できない箇所の死角も多くなってしまっています。

 ヤリスクロスと比べ、C-HRは利便性においてやや引けを取る部分があります。ブランドを代表するSUVモデルではありますが、こうしたことも起因してか、最近では商談の数も減ってきています」

※ ※ ※

 ヤリスクロスは発売されたばかりの新型モデルですが、C-HRは2016年に発売されていることもあり、さまざまな部分で年月の差はあるものの、それでも個性的なデザインを特徴とするC-HRは「人と違う個性」を求めるユーザーにマッチしているのかもしれません。

トヨタ・ヤリスクロス のカタログ情報を見る

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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