SUV界の王者!? トヨタ最小と最大のSUVは全長何m差? 多種多様すぎるトヨタSUV王国
2019年に世界でもっとも売れたSUVとは?
最後に、トヨタのミドルサイズSUVを見ていきますが、なかでも特筆すべきモデルがグローバルモデルの「RAV4」です。
RAV4は2019年に全世界で96万5760台を販売し、トヨタ以外も含めたすべてのSUVのなかで、もっとも販売台数の多かったSUVとなりました。
日本市場においては4代目RAV4のみ販売を休止していたものの、2019年4月より5代目RAV4の販売をスタート。2019年は8か月弱の販売期間だったにも関わらず、5万3965台を販売しました(日本自動車販売協会連合会データより)。
RAV4の乗車定員は5名で、ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全長1685mm(一部グレードを除く)。
搭載されるパワートレインは2リッターガソリンエンジンと、2.5リッターガソリンエンジン+モーターというハイブリッドの2種類です。トランスミッションは全車CVT(ハイブリッドは電気式無段変速機)となります。
駆動方式はFFのほかに、ガソリン車には「ダイナミックトルクコントロール4WD」、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」という2種類。さらにハイブリッド車にはE-Four(電気式4WD)という異なる4WDシステムが設定されました。
トヨタには、このほかにもミドルサイズSUVとして「ハリアー」(海外名「ヴェンザ」)や、海外専売モデルの「フォーチュナー」などがラインナップされています。
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さまざまなボディサイズで展開されるトヨタのSUVラインナップは、世界で一番売れているSUV「RAV4」を筆頭に盤石になりつつあるといえます。
そして、RAV4の追加モデルとしてプラグインハイブリッドシステムを搭載した「RAV4 PHV」が2020年6月に国内発売され、トヨタSUVへの注目がより集まっています。
さらに、前述のカローラクロスが国内導入される噂もあるなど、ますますトヨタのSUVラインナップから目が離せなくなるのは間違いありません。
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