ホンダが肩にかける「おまわりさん」を発売!? 子どもの交通事故防止グッズとは
ホンダが2019年秋の全国交通安全運動に合わせて提案した、子どもたちのための交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」が全国で発売されることになりました。
ホンダがおこなう子ども向けの交通安全教育
ホンダは子どもたちのための交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」を、2020年9月21日に発売すると発表しました。
ホンダは、すべての人の安全を目指して、「Safety for Everyone」をグローバルスローガンに掲げ、様々な視点から「安全」に関する取り組みをおこなっています。そして、子ども向けの交通安全教育にも長年にわたって力を入れて取り組んできました。
そして昨今、子どもたちが巻き込まれる痛ましい交通事故が多発していることを受け、2019年の秋の全国交通安全運動期間に合わせ、交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん まもってトート」の無料配布を実施。数量限定で配布したところ、大きな反響があったことで、今回の商品化が決定したといいます。
さらに、同トートバックは第14回キッズデザイン賞の「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」を受賞しています。
まもってトートは、暗闇で光るおまわりさんの制服を見ると、ドライバーがハッとして減速する心理に着目し、おまわりさんの制服をモチーフに、クルマのヘッドライトが当たると光る「反射材」があしらわれています。
歩行中の交通事故死傷者数を年齢別でみると、7歳が突出して多くなっています。
また、月別推移をみると、1年のなかでも夕暮れが早くなる10月が増加傾向にあります。
1日のなかでみると、下校時間以降の14時から18時台に68%の事故が発生。このことからも、特に下校時間以降、夕暮れの時間帯に自身の身を守ることが重要です。
夕暮れ以降の事故の防止効果を高める対策のひとつとして、クルマのライトが当たると光り、ドライバーの視認性があがる、反射材を身に着ける方法が推奨されています。
そして、子どもが巻き込まれる交通事故は、多くが登下校時に起きていることから、ひとりで登下校を始める小学校入学前に、安全な道路の歩き方を覚えることが非常に重要です。
夕暮れが早くなり交通事故が増えるこれからの季節に、まるでおまわりさんのように子どもたちを見守ってくれる存在になってほしいという想いが商品名に込められた、まもってトートはオンラインストアでの販売のほか、ホンダウエルカムプラザ青山と、都内セレクトショップや人気ファッションブランド店舗での販売がおこなわれる予定です。
まもってトートの価格(税込)は3850円。サイズは、横幅37cm、縦幅36cm、持ち手の長さ48cm、重さ236gで、2020年9月9日 よりまもってトート公式オンラインストアでの先行予約を受け付けています。
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