台風接近中! JAFが強風や大雨の際の運転への注意ポイントを呼びかけ

JAF広島支部は台風接近の予報を受け、ドライバーへ強風や大雨時の運転は控えるよう呼びかけています。

強風や大雨の際の運転は十分ご注意を!

 JAF広島支部は台風接近の予報を受け、過去の救援要請急増やその内容を公開。ドライバーへ、強風や大雨時の運転を控えるよう呼びかけています。

台風や豪雨による浸水被害のイメージ
台風や豪雨による浸水被害のイメージ

 台風の発生に伴って雨や風が強まり、急激な天候の変化や河川の増水や氾濫、激しい突風に注意が必要となります。

 JAFによると、2018年の西日本豪雨が起きた2018年7月6日から10日(5日間)の広島県内の救援要請は2338件。前年同期間と比べて約333%と非常に多く、そのうち冠水に関わる要請は968件で、大雨の影響で多くのトラブルが発生したことがわかっています。

 また、風速30m/sを超えると風にあおられ、大人でもクルマのドアが抑えられないことがあるので、ドアの開け方には注意してください。

 過去の救援要請では、台風の際、ドアが風にあおられて破損し、閉まらなくなった救援要請も起きています。

 さらに、クルマが水没したときの具体的な対処法として、「エンジンを前方に搭載する乗用車は、水没した際に前傾姿勢になる」、「ドアや窓が開かない場合、緊急脱出用ハンマーでガラスを割って脱出する」、「外の水位との差が小さくなるとドアへの水圧も下がり開けやすい」などの注意点も公開。

 ほかにも、「乗用車の走行可能な水深は床面に浸からない程度のため、冠水路の水深には注意が必要」、「アンダーパスなど、スリバチ状の道路にできる冠水路には入らずに引き返す」、「車内に浸水したらエンジンを止め、安全を最優先に避難経路を考える」などの対策を呼び掛けています。

※ ※ ※

 近年は、台風の影響だけでなく、日本各地でゲリラ豪雨による集中豪雨による浸水被害が多く発生しています。

 やむを得ない場合もあるとは思いますが、お出かけ前は天気予報を十分に確認し、出来る限り運転を避けるように注意しましょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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