「EVはまだ早い?」 日産「リーフ」月間1600台を販売 他社も猛攻勢のEV市場の現状
ホンダe、MX-30、アリア続々登場する新型EV。 2021年はどうなる?
これまで国産メーカーの電気自動車を購入しようとすると、リーフか三菱「i-MiEV」しか選択肢がありませんでした。
そういった電気自動車としての競合車が少なかったことも、リーフが支持されてきた要因のひとつです。
しかし、2020年10月30からホンダ「ホンダe」という電気自動車が発売されます。
同年8月27日から予約受付を開始していますが、ホンダeの登場はリーフの販売に影響するのでしょうか。日産の販売店スタッフは以下のように話しています。
「ホンダeは発表から日が浅いということもあり、お客さまから比較などのお話をまだいただいていません。しかし、ホンダeが登場しても、あまりリーフに影響ないと考えています。
根拠としてはリーフのほうが価格が安く、電費も優れていることです。もちろんそれぞれのモデルに長所があるので、一概にどちらが優れているとはいえませんが、以上の点から差別化できていると思います」
一方、ホンダeの予約を受けているホンダの販売店スタッフは次のように話します。
「ホンダeはデザインかつ機能面がこれまでのクルマと異なっていることもあり、注目されています。
他社の電気自動車と比べると航続距離や価格で厳しい面もあるかとは思いますが、あくまでも都市型コミューターとしての用途がメインなため、そこを理解している人が検討されています。
また、お客さまのなかにはあの外見や内装のディスプレイを気に入られて、『ガソリン車は無いのか』という声も出ております」
リーフとホンダeでは、スペックや価格面、使用用途が異なることから直接的な比較をする人は少ないのではないかという見解があります。
一方で、国産自動車メーカーのEVパワートレイン担当者は次のように話します。
「2020年現在は、約10年掛けて作り上げた『電気自動車=リーフ』というブランドがあるため、販売台数に大きな影響はないと思います。
しかし、マツダは2020年度中に『MX-30』、そして日産でも2021年中頃に『アリア』というSUVタイプの電気自動車が登場してきます。
国内市場にある程度電気自動車の種類が増えてくると、自然に競争が激化してくるのではないでしょうか。
また、テスラからは『モデルS』『モデルX』に加え価格を抑えた『モデル3』も出てきています。
さらに、フォルクスワーゲン『ゴルフe』やプジョー『e-208』といったコンパクトな電気自動車も存在しています」
※ ※ ※
電気自動車市場をけん引してきたリーフですが、果たしてこれからも電気自動車のトップを走り続けられるのでしょうか。ライバル勢の動きにも注目です。
今、前のリーフに乗っています。
日本のEV環境は最悪です。
遠出はできません。予定が立てられないのがその理由です。現在の充電スポットはどこも1基しかありません。このため使用中の場合最悪1時間かかります。お盆や正月休みは、いままで2台待ちとか有りました。リーフ以外のEV、PHVが増えるなか、ますます充電が重なるシュチュエーションが増えると思います。
日産のディーラーですら充電器は1基のみです。いくら良いEV(アリア)でもガソリン車の変わりにはとてもなりません。また急速充電器も実は仕様がイロイロあり、30分で80%充電できないモノがたくさんあります。その説明を日産はしていません。また月額3000円充電し放題も止めてしまいました。
テスラは生涯充電無料です。それにテスラの充電器は複数台設置です。EVへの取り組み姿勢が日産と全然違います。ちなみにヨーロッパは充電箇所も一箇所の充電器設置台数も全然違います。充電待ちはありません。
リーフを乗り始めて7年、充電環境が良くなる事を期待していましたが、日本はEVを進める気がないので、EVは止める事にしました。
まあテスラのロングレンジが安ければ買うかもしれませんが高すぎですよね。アリアは車ろしては良いかもしれませんが、充電環境が駄目すぎる。