プジョー新型「3008」が世界初公開 日本でも人気の欧州コンパクトSUV

仏プジョーは2020年9月1日、コンパクトSUV市場のリーダーであり、2016年の発売以来80万台以上が生産されているプジョー「3008」をマイナーチェンジし、新型を世界初公開した。

最新モデルらしく先進運転支援システムは充実

 仏プジョーは2020年9月1日、同ブランドのコンパクトSUV「3008」をビッグマイナーチェンジ、新型を世界初公開した。

プジョー改良新型「3008」
プジョー改良新型「3008」

 3008は、欧州ではコンパクトSUVのベストセラーモデルであり、2016年の発売以来すでに80万台以上が生産されている。

 今回、大きく変わったのはエクステリアだ。フロントフェイスの新しいフレームレスグリルは、流動的なデザインをキープしながら、さらにモダンなスタイルとなった。またリアライトにはフルLEDを採用。これはスモークガラスで覆われ、視覚的にリアを大きく見せている。

 ボディカラーはセルベスブルー、ヴェルティゴブルーの新色を含め7色が用意されている。

 インテリアでは、新しい「i-Cockpit(iコックピット)」が採用された。12.3インチ液晶を用いたデジタルメーターは「Normally Black」と呼ばれる技術を採用し、見やすさと高品質なレンダリングを実現している。また中央のタッチスクリーンは10インチサイズで、高詳細の液晶パネルを採用する。

 また最新世代の運転支援技術の搭載も充実している。コンパクトSUVセグメントでは初採用となるナイトビジョンは、夜間や視界が悪いときにも歩行者や動物を検知、デジタルメーターに表示するもの。さらにアダプディブクルーズコントロール、パークアシスト、180度リアビューカメラ、360度フロント/リアカメラ、オートマチックハイビーム、速度標識の認識、アクティブブラインドスポットモニタリングなどが備わる。

 パワートレインは、2種類のプラグインハイブリッドのほか、ガソリンの1.2リッターターボ/1.6リッターターボ、ディーゼルの1.5リッターターボなど豊富に用意されているのも特徴だ。
 
 欧州でのグレードは、「アクティブ」「アクティブパック」「アリュール」「アリュールパック」「GT」「GTパック」の6種類となる。

※ ※ ※

 3008は、プジョー初のSUVとして2009年に欧州で登場したコンパクトSUVだ。2016年にはフルモデルチェンジをおこない2代目に進化、2017年には「ヨーロッパ カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

 日本でも2017年に販売が開始され、プジョーの新世代モデルの先駆けとして好調なセールスを記録している。

 新型3008のボディサイズは全長4447mm×全幅1841mm×全高1620mm、ホイールベースは2675mm。乗車定員は5名だ。

プジョー・3008 のカタログ情報を見る

【画像】日本上陸は2021年!? プジョー新型「3008」を画像でチェック(10枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: VAGUE編集部

「モノ・コト・ヒト」を通して“オフタイムを充実させる”ライフスタイルメディア【VAGUE(ヴァーグ)】
ITをはじめ世の移り変わりが激しい昨今、社会はものすごいスピードで変化しています。それは寄せては返す波のように、人々のライフスタイルにも影響を与え、多様を極める現代を形づくっています。そこでフランス語で“波”を意味する「VAGUE」は、本物志向のプロダクトや、より良い生活を送るためのコト、自分らしく生きるヒト、を取り上げることで、常に変化していくライフスタイルを充実させる情報をお届けします。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー