全長5m超えは街中でどう? トヨタ新型「ハイラックス」は改良で実燃費は良くなった?
首都高や東名ではどうなのか
今度は、コーナーの多い首都高速と直線で一定速を保った走りが出来る東名高速でハイラックスを走らせます。マイナーチェンジ前の高速走行時の燃費は、11km/Lから13km/Lという声が多いです。
首都高速では、多少の渋滞はあったものの概ね良好で、各区間の制限速度に合わせながら走行し、メーター上の燃費は11.9km/Lとなりました。
マイナーチェンジでは、サスペンションの改良とパワーステアリングのオイル流量を制御するVFC機能を追加しているため、操縦安定性と乗り心地が向上しています。
その影響もあってか、路面の継ぎ目でも程よく衝撃を吸収しているので、ピックアップトラックに乗っている感覚はあまり感じません。
また、上級グレードとなる「Z」にはオートLSDもマイナーチェンジで追加されています。
オートLSDは、コーナリング時や悪路において真価を発揮するもので、左右駆動輪にトルクを適切に配分させて、車両のコントロールをアシストします。首都高速など速度域の高いコーナーなどでは、オートLSDの効果なのか安定している印象がありました。
最後にもっとも速度域の高い東名高速道路を走行します。ハイラックスのボディサイズや形状だと、高速走行時に不安を感じるイメージがありますが、前述のサスペンション改良やオイル流量のお陰なのか、制限速度の100km/hで走行してもまっすぐ走る安定感を実感出来ました。
そして、メーター上の燃費は13.1km/Lとなり、今回の走行時では強めの向かい風があったので、風が強くなければ14km/L台はいくかもしれません。
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日本市場で唯一のピックアップトラックとなるハイラックス。大きな販売台数を見込めるモデルでは無いものの、一定数のユーザーから支持されています。
実際にマイナーチェンジ前のハイラックスでは、都内の販売店で月間500台を販売するときもあったといい、トヨタ「ランドクルーザー」よりも売れている月も少なくないようです。
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- トヨタ ハイラックス
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- 新車販売価格:352.7~388.2万円
- ボディタイプ
- SUV・クロカン
- 販売年月
- 2020年08月~生産中
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