BMW「M2」が550馬力に! 見た目フツーのダーラー最新作とは?
スイスのBMWチューナー「ダーラー」が進めていたBMW「M2」のチューニングがついに完結した。昨今のチューニングのトレンド通り、ルックスは控えめに、パワーは強力に仕立てたM2のチューニングカーの詳細をレポートする。
ダーラーの「M2」プロジェクト完結!
スイスのBMWチューナー、「ダーラー」は、これまでBMW「M2」をベースとしたチューニングを続けてきたが、そのプロジェクトがようやく完結することになった。
BMW M2が、「M2コンペティション」、「M2 CS」という2モデルでラインナップ構成されているのは、BMWファンなら周知の事実だろう。
ダーラーの狙いは、もちろんこの両車の運動性能を凌ぎ、かつEU/CH(ヨーロッパ/スイス)のレギュレーションに完全にマッチした合法的なモデルを送り出すことだったという。
「M2 CS DCL(dAHLer Competition Line)」とネーミングされたダーラーが手掛けたM2を見る限り、確かにエクステリアでは過激なデザインは見当たらない。
いわゆるチューニングカーを望むカスタマーにとって、最近ではあまりにも過激なエクステリアのモディファイはトレンドでないことが、エッセンなどのモーターショーを見ると想像できる。
実際にそのボディを見てみよう。わずかにフロントスポイラーやサイドスカート、リアウイング、リアスポイラーのデザインが変化しているのみ。しかもこれらもオリジナルのそれと比較しなければ、違いが分からない程度のわずかな変化に終始している。
もちろん、そもそものM2のエアロダイナミクスが優秀であることの証明ともいえる。
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