屋根がクルッと回転するクルマがあった!? 面白いオープンカー3選

面白いけど、日本では売れる要素が無かったオープンカーとは!?

●ルノー「ウインド」

ユニークな発想のギミックでデザインもカワイイ「ウインド」
ユニークな発想のギミックでデザインもカワイイ「ウインド」

 2010年に欧州で発売され、2011年に日本へ正規輸入されたルノー「ウインド」は、丸みを帯びたカタマリ感のある独特なフォルムが印象的なオープン2シーターモデルです。

 ウインドは同社のFFコンパクトカーの2代目「トゥインゴ」をベースに開発され、CR-Xデルソルと同様に屋根の開閉ギミックがユニークなものとなっています。

 ルーフはメタルトップになっており、一般的には屋根が折り畳まれつつトランクルームに格納される構造ですが、ウインドの場合はトランクリッドが後方に向かって開くと、屋根が後端を軸に180度ほど回転して格納されるというものでした。

 このギミックを採用した背景には、構造的に単純なので安く作ることができ、信頼性も高いというメリットがあったから思われます。

 2012年にはルノーのチューナーだった「ゴルディーニ」の名を使った特別仕様車もラインナップされましたが、日本仕様は本国と同様に左ハンドルの5速MTのみだったことから、販売的には成功していません。

 そのため、現在流通している中古車は100万円前後と安価で、人とは違うクルマが欲しいという人にはおすすめです。

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 前述のとおりランドーレットは馬車に由来しているとありますが、同じくコーチビルダーという言葉も馬車製造に由来しています。

 クルマに関する用語には、ほかにも馬車の時代から使われているものがあり、たとえばクーペやリムジン、カブリオレ、ワゴン(ブレーク)などです。

 自動車が誕生した頃は、まさに馬車をベースにエンジンを取り付けたようなモデルでしたから、ボディ形状に関する用語が馬車由来なのも納得できます。

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