ヘッドライトなぜ黄ばむ? 見た目以上に古さも倍増!? 車検不合格の可能性も
黄ばみすぎると車検に落ちるかも…
ヘッドライトの車検ついては、2015年9月以降に検査基準が改正されたことで、判断基準はより厳しくなりました。
改正前は、ハイビームの検査に不合格になった場合のみ、ロービームに切り替えるという方法でしたが、現在はロービームでの検査をおこなった後、カットオフラインやエルボー点がはっきり測定できない場合、ハイビーム測定へと切り替わっています。
また、バルブの色味を表す単位であるケルビンですが、以前は黄色でも合格とされましたが、新たな基準は原則白色でなければなりません。
そのため、以前は問題なく通過できていても、新基準のロービーム照射範囲によっては、車検不合格となるケースも増えているようです。
では、実際どの程度の汚れがあると車検を突破できないのでしょうか。都内の自動車整備工場のスタッフは、以下のように話します。
「黄ばみの度合いについては、実際に確認してみないと判断できません。ただ、内部の電球が変色するとライトが暗くなってしまうので、車検に通過するのは難しいでしょう。これは、持ち込みの場合でも同じことがいえます。
よほど酷い場合は、レンズだけ交換することができないのでヘッドライトごと取り替える必要もありますが、なかなかこういったケースは見かけません。
また、10年以上乗っているクルマであれば、ほとんどのヘッドライトは曇ります。最近の車種であれば、電球の性質が変わっているので変色する可能性は低いでしょう。
気になるようであれば、ホームセンターなどで取り扱っているコンパウンドを使用するのもおすすめです。多少の曇りは軽減できるので、車検前に試してみるのもいいかもしれません。
とはいえ、実際に見ないと判断できないことが大前提なので、まずはプロが事前に確認するほうが車検時の手間が減ると思います」
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ヘッドライトの黄ばみや曇り、汚れがひどい場合は、純正のヘッドライトでも不合格となる可能性があるといいます。
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