900万円超えの「スカイラインクーペ」!? 美しすぎる「インフィニティQ60」の魅力
なぜインパルはインフィニティを輸入するのか
ところで、インパルインターナショナルはなぜQ60を輸入することにしたのでしょうか。
その理由について、インパルの担当者は次のように話します。
「インフィニティQ60に限らず全体的にいえるのは、北米では日本で売っていないカッコいい日産車がたくさん用意されていること。
なかでもインフィニティQ60は日本でも待っている人が少なくないと感じたからです」
実際に輸入を開始するとインフィニティQ60の扱いが当初の予測を上回り、全体台数の9割ほどを占める人気車種になったといいます。
インパルの担当者は、「多くのお客さまがV36型スカイラインクーペからの乗り換え。『待っていたけど日本仕様が発売されないので』と輸入モデルを購入するケースが多い」といいます。
インパルインターナショナルは海外で手配した車両を日本へ輸入すると同時に、排出ガスや加速騒音などの登録に必要なデータを揃え、ウインカーなどの保安部品も日本の法規基準にあわせるといった対応をしたうえで登録し、1年間の保証をつけて購入者のもとへ納車します。
気になるのがメンテナンス体制ですが、インパルのガレージで対応するだけでなく、ユーザーが住んでいる場所の近くにあるサービス拠点も紹介。修理などに伴うパーツの手配などもしっかりフォローする体制を整えています。
価格は仕様により異なりますがQ60のベーシックモデルで900万円強からとなり、ほかにもインフィニティ「QX50」や「ムラーノ」「パスファインダー」といったSUVや、セダンの「マキシマ」や「アルティマ」、そしてフルサイズピックアップトラックの「タイタン」などさまざまなラインナップが用意されています。
オーダーが入ってから車両を手配するので、納期は2か月ほどかかるそうですが、ボディカラーや装備仕様など細かいリクエストにこたえられるのも魅力です。
一目ぼれした海外向けモデルがある人はもちろん、日本で見かけない日産車やインフィニティに乗りたいという人においても、アフターフォローまで信頼できるインパルインターナショナルによる新車並行輸入車は魅力的な選択肢といえるでしょう。
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。
ベンツのパクリ?
Cクラスクーペのブサイクさをそのまま真似た形だね。
リアタイヤハウスからリアウインドウまでが厚く(長く)てカッコ悪い。
車の最大の魅力は、デザインだと思ってます。何故、誰が見ても不細工なデザインの車を作るのか意図がわかりません! 昔懐かしの角張ったニッサンのデザインの復活に期待したいと思います。
美しすぎる?
約10年前のスカイラインとほぼ同じデザイン
900万円もするなんてありえない