小型ミニバンなぜ人気急落!? フリードとシエンタ共に販売減 コロナ禍でニーズ変化が要因か
フリード同様にシエンタも販売台数減少? コンパクトミニバンに何が起こった?
フリードと同様に、シエンタもランキングTOP5入りを果たすほど人気なミニバンです。しかし、2020年6月のランキングでは大きく順位を落とし14位、直近の7月の販売台数ランキングでも10位となっており、人気に陰りが見え始めているのです。
どうやら、最近はコンパクトミニバン自体の人気も傾きはじめているようですが、なぜ人気が落ち込み始めたのでしょうか。この理由について前出とは別のホンダ販売店スタッフは次のように話します。
「コンパクトミニバンはコンパクトで乗りやすいクルマが良くて、人数も乗れたら便利ということで検討する人が多いです。
とくに最近は新型コロナウイルスの影響で、できるだけ最低限の人数でしか乗らないという声も増えているため、多人数で乗車する機会がますます減り、乗車人数は必要ないと感じる人が増えているのだと思います。
そのため、当店では以前にも増して軽自動車で人気の軽ハイトワゴン『N-BOX』を検討される人が増えた印象があります」
また、シエンタを販売するトヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「コンパクトミニバンとして、使い勝手の良いシエンタですが、実際には3列目を使わない人や2列シート車を選んだ人では、次の乗り換え候補にシエンタが入ることはあまりない印象です。
3列目を頻繁に使う人では、シエンタよりもサイズが大きい『ノア/ヴォクシー/エスクァイア』を候補として考えます。
3列目を使わないけど居住性や積載性を求める人ではSUVを検討し、もう少し扱いやすいサイズを求める人では、コンパクトワゴンの『ルーミー/タンク』が好まれています。
ルーミー/タンクは、シエンタよりサイズが小さいながら、スライドアを搭載しつつ積載性があるので使い勝手も抜群で、価格もシエンタより安価に設定されているのもお客さまに支持される部分です。
これまで『丁度良いミニバン』として好評だったシエンタですが、価格や扱いやすさでは下のクラスとなるコンパクトワゴン、ほかの用途ではSUV、余裕のある3列を求めるならミドルサイズミニバンというように、最近ではシエンタは『中途半端なミニバン』になってしまっているのかもしれません」
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新型コロナウイルスの影響で販売台数が落ち込んでいるフリードやシエンタですが、その影響によるユーザーのニーズの変化は、コンパクトミニバンの人気にも陰りをもたらしています。
いつまで続くか分からないコロナ渦で、変化するユーザーのニーズにどう応えるかがこれからのコンパクトミニバンの課題となりそうです。
フリードプラス先日購入した理由は夫婦かピンで車中泊をするにはちょうど良い
何より災害時緊急避難場所になるが大きくなく取り回しが良いと言うところでした。
遠出しても人の多いところを避け必要な食材を現地で購入して車内で食べる。
夫婦なら蜜もある程度許容できる所w
あくまでも二人までですが、家族でと考えるならもう一回り大きな車になるでしょうね。
フリードかシエンタか、次に買うならどちらかだと思っていたところなんで、これは思いもよらない記事!
でもコロナの騒ぎは永久的じゃないでしょう。ニーズの落ち込みも一過性なのでは?