軽の売れ筋変わらず 販売上位はスライドドアばかり? 良い・悪いはどこなのか
良いことづくめではない!? スライドドアのデメリットとは
高い利便性から支持を集めるスライドドアですが、メリットは広く知られている一方で、デメリットは比較的認識されていません。
では、スライドドアにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
前述のダイハツ販売店スタッフは以下のように話しています。
「ヒンジ式ドアと比較して、スライドドアは複雑な構造をしています。また、電動式の場合には開閉用のモーターが搭載されるため、車体が重くなる点はデメリットといえます。
また経年劣化によって、雨漏りやカタカタという異音が鳴ることがあります。滅多に起こりませんが、こういった事例もあります」

タントは「HYBRID X」がパワースライドドア(電動式)を搭載、「HYBRID G」は非搭載となっています。
それぞれの2WD車のカタログ燃費(JC08モード)は、HYBRID Xが28.2km/L、HYBRID Gは30.0km/Lとなっているため、車体が重くなることで燃費が悪くなることはデメリットといえます。
※ ※ ※
良いことづくめに思えるスライドドアにも、車体が重くなるなどのデメリットがありまが、それでも支持されるということは、やはりユーザーのなかではスライドドアの機能性が評価されているようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
1 2

















