あなたはボディカバーする派? 利用者減少も台風被害の対策に有効か
台風や豪雨で対策に使えるボディカバー
普段は必要ない、使わないという人でも、屋外に駐車している人は持っておくと便利なのがボディカバーです。
日本は台風が頻繁に上陸する国で、台風の際には強風で吹き飛ばされたさまざまな飛来物でクルマのボディが傷つく可能性があるため、対策が必要になるからです。
ガレージなど屋内に移動させる場所があればいいですが、なかなか誰もが簡単にそういった場所を確保できるものでもありません。
では、台風対策で使用する際はどのようなカバーが良いのでしょうか。
ボディカバーは、強風によってカバーとボディが擦れることで逆に傷を付けてしまうものもあるため、台風対策用としてのボディカバーを選ぶ際は注意が必要です。
擦れてクルマが傷つかないように、裏起毛タイプで、クルマのサイズに合ったボディカバーを選ぶようにしましょう。

また、ボディカバーと合わせて用意しておきたいのが、クルマとボディカバーの間に挟み込む毛布や座布団、クッションなどの緩衝材と、カバーを留めるバンドです。
ボディカバーをただ被せるだけでも保護対策になりますが、強風のなかではどんなものが飛来してくるか分かりません。
大型台風もやってくる日本では、ごみや木の枝のような細かく軽いものだけでなく、植木鉢や瓦、ひどいときには自転車など、ボディカバーだけでは防ぎ切れないようなものが飛んでくる可能性も大いにあり得ます。
そういった飛来物の対策として、緩衝材になってくれるものもあわせて用意しておくと、被害が軽減でき、大切なクルマを守ることに繋がります。
そして、せっかく対策しても、強風でカバーがめくれたり、緩衝材が飛ばされてしまっては意味がありません。そうならないように、ボディカバーの上からバンドでしっかり固定しておくと良いでしょう。
2019年10月に上陸した台風19号では、西。東日本の広い範囲で大雨・強風となり、甚大な被害に見舞われました。当時、実際に被害を受けた人は、ボディカバーについて次のように話します。
「当時、家の青空駐車場にはセダンとミニバンを駐めていました。セダンは日頃からボディカバーで保護しており、ミニバンはサイズ的にもそのままの状態でした。
台風19号の際にはミニバンに飛んできた木の枝やゴミなどでボディに傷がつきましたが、セダンのほうは無傷でした。
瓦などが飛んできたらボディカバーでも無傷ではないと思いますが、それでも無いよりは効果があるので、それ以降はミニバン用のボディカバーを付けるようにしています」
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日本では台風は毎年やってくる恒例行事。普段は必要なくても、いざというときに大切なクルマを守る対策グッズとして、ボディカバーを備えておいてもいいのではないでしょうか。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。







