コロナ禍の打撃を受けていた日産「ルークス」 直近の販売台数で持ち直し傾向に?

先代モデル「デイズルークス」からどんな進化を遂げたのか

 前述のとおり新型ルークスは、先代モデルから飛躍的に進化を遂げたことで、コロナ禍による影響を乗り越えて好調な販売台数をキープしているといえます。

 実際に新型ルークスは、どのような進化を遂げたのでしょうか。

 注目すべき点は、日産が誇る運転支援技術が搭載されたことです。踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、車線逸脱防止システム+車線逸脱警報、前方追突予測警報、ふらつき警報、標識検知機能、先行車発進お知らせ、といった機能が全車標準装備されています。

 さらに、ミリ波レーダーを採用して進化した「プロパイロット」を搭載したことで、スムーズな制御によりアクセル・ブレーキ・ステアリング操作をサポートします。

プロパイロットを採用する「ルークス」
プロパイロットを採用する「ルークス」

 また、ミニバンユーザーが求める多彩なアレンジを可能としており、広い室内は自転車などの大きい荷物も積み込むことが可能です。

 普通車と同等レベルの安全性を実現しながら、運転しやすいサイズ感と優れたコストパフォーマンスによる手軽さなど、軽自動車ならではのメリットもしっかり持ち合わせています。

 では、現行ルークスは、上記の進化を遂げたことで、先代モデルと比べて販売台数は伸びているのでしょうか。前出の日産販売店の担当者は、次のように話します。

「新型ルークスのほうが好調な売上を誇っています。実際、先代のデイズルークスに物足りなさを感じていたというユーザーからもご好評をいただいています。

 コロナ禍の影響を受けてはいますが、今後の販売台数においては先代モデルよりも伸びしろがあると期待しています」

※ ※ ※

 2020年3月にデビューした新型ルークスは、コロナ禍の影響を乗り越え、直近6月は1万台近くの販売台数となりました。

 これは、緊急事態宣言解除によって販売店による販促が再開されたほか、新型ルークスの持つ技術力によって多くのユーザーから支持を受けることから、再び持ち直す結果となったといえるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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