固形ワックスは面倒くさい!? 手軽なコーティング剤が主流でも根強い人気がある理由
コーティング派にも固形ワックスはオススメ
固形ワックスの施工は面倒そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。使い方をおさらいしましょう。
まずはクルマを綺麗に水洗いし、拭き上げます。このとき、炎天下での作業は避け、日陰などにクルマを移動させておこないましょう。
ワックスをボディに塗っていくときに円を描くように塗る人も多いようですが、これは傷の原因にもなりかねないのでNGです。
スポンジについたワックスを50cm四方くらいにスタンプを押すように置いていくイメージで塗布し、縦横の動きで均等に塗り伸ばしていくのがベスト。
このときワックスを厚塗りしても、結局余分なワックスは拭き取ってしまうので無駄になることから、薄く塗り伸ばすのが正解です。
そして、ワックスが乾き始めてきたら、クロスでもう一度塗り伸ばすようなイメージで拭き取ります。
完全にワックスが乾燥してしまうと拭き取ることが難しくなってしまうので、ちょっと乾いてきたくらいのタイミングで拭き上げるとベストです。
あとは拭き残しがないかチェックをしたら、次の部分に移って同じ行程を繰り返すだけ。余裕があれば仕上げ用の専用クロスで磨き上げると、よりツヤを出すことができます。
コーティングしてあるから固形ワックスは必要ないと思われがちですが、前述したようにワックスはあくまで表面に乗っているだけなので、コーティングをしたボディの上からでも施工することができます。つまり、コーティングのツヤに固形ワックスのツヤをプラスできるということです。
じっくりと愛車のボディと向き合うことになる固形ワックスの施工は、クルマの状態を再確認できる良いチャンスともいえます。また、愛車への愛着もこれまで以上に深まることは間違いありません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
コーディング剤に無い固形ワックスの輝きがたまりません、洗う度にワックス掛けてます、本当に自己満足ですけどね、固形ワックスのあのぬペートとした輝きが辞められないです、ワックスだけでも、5個位を使い分けて使ってます。