固定ファン多し!? スズキ「スイフト」が堅調に売れる理由とは

2020年の一部改良によりどんな進化を遂げたのか? その販売動向はいかに?

 スイフトおよびスイフトスポーツは、2020年5月に一部改良がおこなわれ、立体感を強めたフロントメッキの導入によるデザインの一部が変更されました。スイフトスポーツにおいては、デザインの変更はおこなわれていません。

 RS/HYBRID RS/HYBRID SZのグレードでは、スポーティな専用エアロパーツを追加。アルミホイールのデザインも変更され、標準装備またはオプションとして設定されました。

 ボディカラーは、全車に「フレイムオレンジパールメタリック2トーンルーフ」を新採用しています。

マイナーチェンジで安全性が大幅に向上した「スイフト」
マイナーチェンジで安全性が大幅に向上した「スイフト」

 そのほか、従来モデルに採用されていた1リッターターボ車が廃盤となり、1.2リッターガソリン車と同じエンジンを搭載したマイルドハイブリッド車、ハイブリッド車という3つのラインナップとなりました。

 機能面や装備面での変更点は、フロント2ツイーター&リア2スピーカーを全車に標準装備。

 マルチインフォメーションディスプレイにデジタル速度表示を追加されました。全車の標準装備には、オートライトシステムも導入されています。

 安全・支援装備では、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)や後退時の衝突被害軽減ブレーキ、リアクロストラフィックアラートなどが全車標準装備。

 これまでスイフトスポーツのみ導入されていた全方位モニター用カメラパッケージは、今回の改良によって全車にオプション設定されました。また、360度の周囲を立体的に確認できる3Dビュー機能も追加されています。

 では、一部改良によってスイフトおよびスイフトスポーツの販売動向はどのように変化しているのでしょうか。前出の販売店スタッフは、次のように話します。

「5月のマイナーチェンジによって、問い合わせの数も増えています。ただし、コロナの影響もあり、工場の生産が遅延しているため、現在納車待ちとなっている状況です。

 今回のマイナーチェンジで安全性が向上したことにより、より幅広いユーザーから注目を集めるようになりました。

 これまで、走りに重点を置いて選ばれていたものの、安全面の特化が取り組まれたことで、安心して乗れるクルマを選ぶユーザーからも需要を高めています」

※ ※ ※

 2020年上半期も順調な売れ行きを誇るスイフトは、走りを楽しみたいと感じているユーザーに親しまれているクルマといえます。
 
 スズキが誇るスイフトは、コンパクトカーでありながらも本格的な走りを楽しみたい人にぴったりのクルマです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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