オラオラ顔は慣れた? 日産「セレナ」イメチェンから1年 ユーザーの反応はどうなった?
セレナの強みはやっぱり「e-POWER」
セレナもライバル車のデザインを意識したフロントデザインを採用しますが、それが結果的に自身の個性を失うことに繋がってしまい、トップへ復活するどころか、販売不振を加速させてしまっているようでした。

しかし、前出とは別の販売店スタッフは、そんなセレナにもまだ復活の見込みは十分にあると話します。
「先日、若いお客さまで『レンタカーではじめて乗って、e-POWERの運転のしやすさに驚き、購入に至った』という例がありました。
それ以降、積極的に試乗を進めたところ、お客さまの反応はとても良いです。『e-POWERを聞いたことがない』、『知っているがただのハイブリッドだと思っていた』というユーザーには、実際に乗ってもらうようにしています。
最近発売されたSUVの『キックス』にも搭載のe-POWERは、燃費性能だけでなく、加速やアクセルを踏んだ感触が他車とは違います。最近は販売が伸び悩むセレナですが、改めてe-POWERを武器に販売していければと思います」
また別の販売店スタッフは、オラオラ顔のデザインについて次のように話します。
「ハイウェイスターが新しいデザインになった際には、肯定・否定どちらのお客さまもいらっしゃいました。しかし、最近ではそのデザインにも慣れたのか、否定的な反応を聞く機会が減ったように感じます。そのため、セレナ本来の魅力を改めて伝えていければ良いのかと思っています」
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本来、販売を復活させるためのマイナーチェンジが裏目に出てしまったものの、強みであるe-POWERの注目度はまだまだ高いようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。































