700万円オーバーのキッズカー誕生!! ブガッティ製キッズカーは最高速度もハンパない!
キッズカーでも業界最速か!? ブガッティ製のキッズカーは作りも価格も超弩級だった。
実車の3/4スケールで作られたブガッティ製スモールカー
2019年春に、ブガッティ社の創業110周年を記念して復刻が予告されていたブガッティ「ベイビーII」の生産が、ついに始動することになった。
ベイビーIIは、ブガッティのホームページによると、好みのボディカラー等々を選択するコンフィギュレーターも用意されている。しかし、残念ながら500台限定のベイビーIIは、わずか3週間ですべて完売となっている。
初代ブガッティ「ベイビー」は、そもそもエットーレ・ブガッティが、末っ子であるローランドの4歳の誕生日のプレゼントとして製作したものだ。
ベイビーのサイズは、オリジナルの「タイプ35」の50%のサイズで、実際にはローランド専用(つまり子ども専用)モデルだったが、今回のベイビーIIは、タイプ35の75%サイズにまで拡大されているため、大人でもコクピットに身を置くことが可能となっている。
かつてのベイビーは、モールスハイムを訪れるゲストからの人気が高く、1927年から1936年の間に約500台が生産され、すべてオーナーに納車されたと記録されている。
現在でもこのブガッティ・ベイビーは、稀にオークションでその姿を見かけることがあるが、その価格は普通に街を走る自動車並みの額に達することも多い。
ちなみにこのベイビーIIのモチーフとなっているタイプ35は、1920年代にレース・シーンでブガッティに数多くの栄光を導き、その勝利数は約2000ともいわれている。まさに戦前の第一期ブガッティを象徴するモデルといえる。
ベイビーIIの開発は、ペダルカーの世界では多くの実績を持つ、フランスのリトル・カー・カンパニーと共同でおこなわれた。プロトタイプは2019年のジュネーブ・ショーで「XP1」のネーミングとともに発表されているが、カスタマーの反応はもちろん素晴らしいものだった。なぜなら彼らはみな、1920年代のベイビーを熟知していたからだ。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。