FF車最速の栄冠はどのクルマに!? ハイパワーエンジンを搭載したFF車5選
あれ!? 意外なハイパワーFF車がある?
●プジョー「308GTi」
プジョーは140年近い歴史のある老舗メーカーですが、かつて日本ではあまりメジャーな存在ではありませんでした。
そんな状況から一気に日本でも知られるきっかけとなったのは、1983年に欧州でデビューしたプジョー「205」です。205は1986年から日本に正規輸入が開始され、スポーティグレードの「205GTI」が優れたデザインと性能によって人気となりました。
その後、日本でのプジョーのラインナップは拡大され、2007年にプジョー「307」の後継車として「308」が登場。
ボディは3ドアハッチバック、4ドアセダン、ステーションワゴン、カブリオレと、多彩なバリエーションを展開しました。
現行モデルは2013年に発売された2代目で、5ドアハッチバックとステーションワゴンの構成となっています。
一見大人しそうな実用車に見える308ですが、モータースポーツ部門「プジョースポール」のノウハウを注ぎ込んで、迫力あるスタイルとハイパフォーマンスを兼ね備えた「308 GTi byプジョースポール」が設定されました。
搭載するエンジンは最高出力262馬力を誇る1.6リッター直列4気筒ターボで、ローギアード化された6速MTが組み合わされ、0-100km/h加速は1.6リッターとは思えない6秒という俊足ぶりです。
内装もアグレッシブなデザインで、ヘッドアップインストルメントパネルやデジタルタッチスクリーン、スポーティな小径ハンドルなどで構成される「i-Cockpit」を採用しています。
なお、308 GTi byプジョースポールは、日本仕様も左ハンドルのみです。
●トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」
最後に紹介するのはプレミアムミニバンのトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」で、意外と思われるかもしれません。
2002年に発売されたアルファードは、大型ミニバンの「グランビア」と「グランドハイエース」の後継車としてデビュー。それまでFRだった駆動方式をFFに改め、広い室内と上質な走りを実現しました。
2008年に2代目となると、シャシや装備、パワーユニットなどを共有する兄弟車の「ヴェルファイア」が登場。
アルファードが上品さを売りにしているのに対して、ヴェルファイアは力強さを感じさせる外観で、若い世代にも人気となっています。
そして、現行モデルの3代目アルファード、2代目ヴェルファイアは、2015年に発売されました。外観はより押し出しが強くなり、プレミアムミニバンにふさわしい豪華装備が満載です。
搭載するパワーユニットは、システム最高出力197馬力の2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッド「E-Four」(電気式4WD)と、最高出力301馬力を誇る3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンを設定。
301馬力といえども、さすがに車両重量2150kgのボディではスポーティな走りとまではいきませんが、スムーズかつ余裕のある力強さが感じられます。
※ ※ ※
現在、FF車では300馬力程度が上限となっています。シビック タイプRが320馬力ですから、これ以上の出力向上は加速時のトラクションが問題となるため、そう簡単には達成できないでしょう。
それでも、昔と比べたら驚異的な出力です。しかも、このパワーでも安全かつ快適なドライブが可能というのもすごいことです。
もし、電子デバイスが発達していなかった頃に300馬力のFF車があったら、どれほどじゃじゃ馬だったのか想像もできません。
こういった記事を書いてるのは最近の若い車知らない人なんだろうなぁ。
97年当時シビックよりもっと速いFFあるでしょ?
(インテ・・)
知らないなら知らないでもっと研鑽してから記事書いてほしいです。
個人的にはこういう記事好きなので・・・。
インテグラ、シロッコ、ゴルフR、ポロWRCなどが抜けてるのはちょっと…