ド迫力のデザイン! 新型「カムリ」にトヨタ初の最新安全装備を搭載
コンフォート系モデルも力強い外観デザインに一新
カムリ 2021年モデルでは、快適性を重視した「LE」「XLE」のデザインを一新し、スポーツ志向の「SE」「XSE」と差別化し、ロアインテークエリアがより一層際立つデザインとし、ガソリン車の「LE」に17インチアルミホイール、「XLE」に18インチアルミホイールを採用しています。
また、「SE」および「XSE」では、ハニカムグリルやサイドベントインサートを採用した力強いデザインとしました。
外観色は、「ブループリント」を「ブルーストリークメタリック」に変更し、さらに、「XSE」には、「スーパーソニックレッド」と「ミッドナイトブラックメタリック」のツートーンルーフの組み合わせを設定しています。
内装においては、カムリ 2021年モデルの全車に、7インチまたは9インチサイズのフローティングマルチメディアスクリーンを採用。「XLE」グレードにはヘリンボーン柄のシートパターンを採用するなど、ラグジュアリー感をさらに高めました。
カムリ 2021年モデルには、3.5リッターV型6気筒、2.5リッターダイナミックフォース4気筒ガソリン、2.5リッターダイナミックフォースにモーターを組み合わせたハイブリッドの3つのパワートレインが用意されています。そして今回、XLEグレードに初のハイブリッドモデルが設定されました。
カムリの駆動方式は前輪駆動ですが、北米専用モデルとして、「ダイナミックトルクコントロールAWDシステム」を搭載したAWDが2020年に追加されています。
2.5リッターガソリンと8速ATを組み合わせたカムリのAWDは、一部のグレードにオプション設定されており、2021年には同車の販売台数の約15%を占めると予想されています。
よりスポーティな仕様として2020年に登場した「カムリTRD」は、エアロを強調した専用デザインを継承しながら、パフォーマンスチューニングを施しました。
カムリTRD 2021年モデルは、グロスブラックのフロントグリルにスポーツメッシュインサートとブラックのエクステリアバッジを装着。
フロントスプリッターやサイドエアロスカート、トランクリッドスポイラー、リアディフューザーを含むエアロダイナミクスボディキットは、迫力のあるデザインを構成するとともに、高速走行時の車両安定性も向上させます。
ボディカラーは、ソリッドな「ミッドナイトブラックメタリック」に加え、新色「アイスエッジ」または「ウィンドチルパール」に「ミッドナイトブラックメタリック」のルーフを組み合わせたツートーンカラーが用意されました。
内装においても、レッドのアクセントを各所に取り入れることで、スポーティな室内空間が広がります。
カムリTRDは、301馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンに、スポーツモードとパドルシフトを採用した8速AT「ダイレクトシフト」を専用装備。
また、専用チューニングを施したTRDキャットバックデュアルエキゾーストシステムを採用することで、アイドル時と加速時のサウンドを向上させています。
さらに、TRDチューニングされたサスペンションは、通常仕様より0.6インチ下げることで重心を下げ、よりアグレッシブなスタンスを実現。
コイルスプリングとスタビライザーバーは、ロール剛性を向上させるとともに、TRDショックアブソーバーや19アルミホイール、オプションのブリヂストン製ポテンザ(235/40R19)を装着することで、ボディコントロールやハンドリングの俊敏性、ハンドリングの精度を高めたシャシパッケージを完成させました。
なおカムリTRDには、「ブラインドスポットモニター」と「リアクロストラフィックアラート」に加え、ヒーテッドエクステリアミラーを標準装備しています。
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カムリは18年連続でアメリカでもっとも愛されているミッドサイズセダンとしての地位を維持しており、長い歴史を持つネームプレートのひとつでもあります。
豊富なラインナップに加え、クーペ風のデザイン、定評のあるトヨタの品質と価値が、カムリがトップの座を維持している理由だといえます。
いよいよスカイラインに真っ向挑戦ですね。