燃費が良いのはどのクルマ? 2020年最新モデルの燃費を比べてみた!

話題のSUV「ハリアー」&「キックス」の燃費はいくつ?

 近年、注目されるSUVジャンルでは、2020年6月に3モデルが登場しています。同月8日にトヨタ「RAV4 PHV」、17日にトヨタ「ハリアー」、30日に日産「キックス」が相次いで発売されました。

ミドルサイズSUVでは高い燃費性能を誇るトヨタ「ハリアー」
ミドルサイズSUVでは高い燃費性能を誇るトヨタ「ハリアー」

 RAV4 PHVは、2019年4月に発売されたRAV4のプラグインハイブリッド車となり、システム最高出力306馬力を達成し、0-100km/hは6.0秒と、エコな性能に加えて速いSUVという次世代PHVモデルです。RAV4 PHVのWLTCモードは全車ともに22.2km/Lを誇ります。

 17日に発売されたハリアーは、元祖ラグジュアリーSUVという立ち位置を継承しつつ、進化したモデルで、ガソリン車とハイブリッド車を設定。もっともWLTCモードが優れているのがハイブリッド車の2WD仕様が22.3km/Lです。

 日産が2010年以来、10年ぶりの新規車として発売したのがキックスです。同社の電動パワートレインe-POWERを搭載するSUVで、タイで生産がおこなわれます。WLTCモードでは21.6km/Lを記録。

 同時期に発売されたRAV4 PHVやハリアーよりコンパクトサイズのキックスは、C-HRやホンダ「ヴェゼル」などライバルとなりそうです。

※ ※ ※

 WLTCモードは、以前まで使われていたJC08モードより実燃費に近い数値といわれ、ユーザーが購入検討する際により参考になります。

 WLTCモード燃費では、ボディタイプの違いはあれど、トヨタ勢がけん引していますが、その牙城を崩す他社のWLTCモード燃費にも注目です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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