日産「エクストレイル」に影響あり!? 新型ハリアー&RAV4の相乗効果とは
間接的にハリアーの影響を受ける!? その理由とは
新型ハリアーの直接的な影響はあまりないとされるエクストレイルですが、間接的な影響はあるといいます。
現在、エクストレイルの直接的なライバルとなるのが、2019年4月に登場したトヨタ「RAV4」です。RAV4はエクストレイルと同様に、都会派SUVとは異なるオフロードテイストを持つSUVです。
さらに、2019年度(2019年4月から2020年3月)の登録車販売台数で7万1539台を記録し、SUVジャンルでもっとも売れた車種となります。
このRAV4について、トヨタの販売店スタッフは、次のように話します。
「新型ハリアーが登場するにあたって、同じミドルサイズSUVのRAV4が再度注目されています。
RAV4自体は、2020年6月8日に派生車となる『RAV4 PHV』を新たに発売し、価格帯が新型ハリアーの上級グレードと同じ約460万から約500万となり、実車を見たお客さまの好みによっては、比較対象になり得るからです。
さらに、ガソリン車においても新型ハリアーとRAV4は似たような価格帯なこともあり、比較対象となるので、販売側としてはSUVの2大看板車種として相乗効果を期待しています」
このように、間接的な新型ハリアーと直接的なRAV4がエクストレイルの販売面に影響しているといえます。前出とは別の販売店スタッフは次のように話します。
「エクストレイルとRAV4は、どちらもテイストが似ているほか、ガソリン車/ハイブリッド車、価格帯などのパッケージも競合しているので、比較されるお客さまは割と多い印象です。
ただし、エクストレイルは登場から7年が経過し、RAV4は去年出たばかりと設計の新旧では、販売的に厳しい部分があるので、噂される新型エクストレイルの登場に期待したいです」
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そんなエクストレイルですが、新型モデルの登場が近いといわれています。2020年6月15日に日産の北米法人が新型SUVとして「ローグ」を発表。このローグは、エクストレイルと兄弟車にあたるモデルなのです。
そのため、日本で今後発売されるエクストレイルと似たようなデザインになることや、同等の安全・快適装備が採用される見込みとされ、注目されています。
発表されたローグは、北米市場に向けた車種のため、パワートレインなどは異なるものの、日本市場ではe-POWERを搭載することが予想され、新型ハリアーやRAV4といったライバルに匹敵する存在になるかもしれません。
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